県外持ち込み55% 年末年始コロナ感染経路

年末年始の推定感染経路

和歌山県は5日、年末年始(12月26日~1月4日)の県内の新型コロナウイルスの感染状況をまとめ、発表した。感染者70人のうち濃厚接触者を除く42人の推定感染経路は、大阪府や兵庫県など感染が拡大している県外からの持ち込みが55%に達し、年代別では30代以下が半数、保健所管内別では和歌山市が57%だった。5日には一日当たりの感染者数が過去最多の17人となり、県は警戒を強めており、県福祉保健部の野㞍孝子技監は「感染予防対策のさらなる強化を」と県民に呼び掛けた。

濃厚接触者を除く「当初陽性者」42人の推定感染経路は、23人が県外関係で、このうち帰省が12人、県外滞在が9人、来県が2人。県内関係の19人のうち7人が会食で感染し、12人が感染経路不明となっている。

年代別では、20代が12人で最も多く、30代の5人、20歳未満の4人と合わせ、30代以下が半数を占めている。

保健所管内別にみると、和歌山市が24人、県外が12人、橋本と御坊が各2人、海南と岩出が各1人で、紀北が中心となっている。

県はまた、第3波が始まった昨年11~12月の感染者の分析も発表。感染経路不明の割合が上昇し、特に紀北で多いとし、野㞍技監は「感染経路不明のケースが多くなってくると、市中感染への移行を懸念しなければいけなくなる」と厳しい表情で語った。

感染経路が推定されている278人については、家族や寮など共同生活による感染が最多の33%、次いで飲食が26%、少なくとも一方がマスクを着用しない会話が19%だった。

野㞍技監はさらなる感染拡大防止に向け「感染者が急増しており、医療機関の負担も増している。寒いが屋内でも換気をし、複数の人が集まっての会食は控えていただきたい」と呼び掛けた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。