HYDEさんメッセージも 和歌山市文化表彰

受賞した(左から)湯川会長、コジマさん代理の岩橋さん、志賀さん、髙田さん

2020年度和歌山市文化表彰の表彰式が26日、同市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブで行われた。「文化賞」に選ばれた市出身の音楽家、HYDEさん(51)=東京都=がビデオメッセージを寄せたのをはじめ、会場とオンラインを交えた式典となり、市の文化向上、発展に尽力した受賞者の功績をたたえた。

HYDEさん以外の受賞者は、「文化功労賞」が紀州桐箪笥(たんす)職人の志賀啓二さん(71)、姉妹都市のカナダ・リッチモンド市との国際交流に尽力したユズル・ジム・コジマさん(82)=カナダ=、「文化奨励賞」が児童文学作家の髙田友紀子さん(25)、山東まちづくり会(湯川正純会長)。

尾花正啓市長は、新型コロナウイルスの感染が続く厳しい状況にふれ、「こうした時にこそ、人々の生活に潤いをもたらす文化・芸術の重要性は高まる」と述べ、受賞者の活動について「次代へと続く新たな創造性を育みながら、市の文化・芸術をさらに飛躍させてくれる」とたたえた。

受賞者のうち、会場には志賀さん、髙田さん、山東まちづくり会の湯川会長が出席。コジマさんはカナダからオンラインで参加し、会場では、コジマさんと共に長年にわたり和歌山、リッチモンド両市の交流に取り組んできた和歌山市国際姉妹都市親善協会の岩橋延直会長が、コジマさんの代理で表彰を受けた。

HYDEさんはビデオメッセージで、ふるさとから贈られた栄誉に感謝の思いを語るとともに、コロナ禍によってリモートワークが進み、東京など大都市でなくても仕事ができることに多くの人が気付いたとし、「和歌山市が住み良いまちであれば、ここに住んで仕事をしたいという人が増える。市の魅力を生かす時代が来る」と話した。

会場では、和歌山市交響楽団メンバーによる弦楽四重奏団が、祝賀演奏で式典に花を添えた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。