県内から受賞 スポーツ文化ツーリズムアワード

日本遺産ツーリズム賞を受賞した「和歌山ジャズマラソン」(2019年)

各地域のスポーツイベントと文化芸術資源を結び付け、新たな地域ブランドを確立、発信する優れた取り組みを表彰する国の「スポーツ文化ツーリズムアワード2020」で、和歌山県和歌山市の秋恒例のイベント「和歌山ジャズマラソン」が特別賞の「日本遺産ツーリズム賞」に選ばれた。風光明媚(めいび)な景観の中を走り、全国に数あるマラソンイベントの中でも異彩を放っているとして、高く評価された。

訪日外国人旅行者の増加や国内観光の活性化を図るための政策連携の取り組みとして、スポーツ庁と文化庁、観光庁が2016年度から実施している表彰。今回は48件の応募の中から13件が受賞し、和歌山市は初の受賞となった。

和歌山ジャズマラソンは01年から開かれ、17年度に日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」に認定された豊かな歴史・文化のある景観の中を駆け抜けるコースの人気は高く、メイン会場に特産品を味わえるブースを設置するなど、地域振興にも貢献。さらに、沿道にジャズのライブステージが設けられ、生演奏を聴きながら走れるミュージックマラソンとして親しまれている。

今回の審査では、「スポーツと文化の両方の要素がバランスよく入っており、地元とも調和している」「マラソンが多い中、異彩を放っており歴史もある」と評価された。

受賞を機に、市ホームページ内のジャズマラソンのページ(http://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/bunka_sports/1001120/1004393/index.html)をリニューアル。開催要項やコース、宿泊・観光などの情報を見やすく配置し直し、大会のさまざまな場面を写した「写真館」のコーナーを新設している。

昨年、第20回の節目の大会を迎えるに当たり、ハーフマラソンのスタート地点を市中央卸売市場から和歌山城周辺に変更し、市内中心部がコースに組み込まれ、大会名も従来の「和歌浦ベイマラソンwithジャズ」から「和歌山ジャズマラソン」に一新されたが、新型コロナウイルスの影響で中止された。

今秋、改めて第20回記念大会を予定し、尾花正啓市長は「より一層、和歌山市の魅力を知っていただける大会を目指す」と話している。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。