駿河屋「鶴屋善右衛門」 2号店オープンへ

塩バターどらやきを手に岡本社長

創業560年を迎え、1月に屋号を「総本家駿河屋善右衛門」に変更した㈱総本家駿河屋(和歌山市小倉)の新ブランド「鶴屋善右衛門(つるやぜんえもん)」の2号店が3日、同市駿河町の本舗内にオープンする。

初代・岡本善右衛門の名と、同氏が1461年に京都・伏見でまんじゅうの販売を始めた際の屋号「鶴屋」を組み合わせたブランド名で、コンセプトは「日々の楽しみに和菓子を」「気兼ねのない和菓子」。

若い世代など新たな顧客に向けた商品を展開するセカンドブランドとして1月、海南日方の海南店内に1号店が誕生し、少しずつ認知度が高まっているという。

今回の2号店オープンを記念し、かつて駿河屋で人気のあった「板バウム(1296円)」と「塩バターどらやき(195円)」が復活。

23代目の岡本良太社長(46)お薦めの「塩バターどらやき」は、少し塩味のきいた塩バタークリームと、駿河屋こだわりの粒あんとの相性の良さが口いっぱいに広がり、甘じょっぱいおいしさが楽しめる。

その他、ショーケースには、個別パッケージに入った一口サイズの大福やようかん、おはぎが並び、色とりどりでかわいらしい見た目が目を引く。

岡本社長は「昔から日本にあるもち米やきなこなどの和の素材を、ちょっと違ったテイストで楽しめる。お菓子を選ぶ楽しさが、日々の楽しみの一つになれば」と話し、「伝統は大切に守りながら、これまでの駿河屋にないようなお菓子で、鶴屋善右衛門を独り立ちできるブランドに育てていきたい」と意気込んでいる。

問い合わせは同店(℡073・431・3411)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。