加太・友ヶ島の魅力満載 観光ガイド2版

ガイドを手に松原さん(後列中央)ら

和歌山市加太の加太地域活性化協議会が2年前に発刊した『語り部的加太・友ヶ島ガイド』がほぼ完売したことに伴い、前回同様、加太語り部くらぶが中心となり制作した第2版が、1日に販売開始となった。

ガイド本は、加太や友ヶ島の歴史を語り継ごうと2019年に初版を発刊。今回も同会のリーダー、松原功さんが「加太の魅力をより伝えるため、写真集のようなガイドを目指した」と話す通り、全75㌻フルカラーで写真をふんだんに使用し、加太や友ヶ島の観光要所を分かりやすく解説している。

鯛祭りや盆踊りなどの行事、西日本の大学生らによるモデルロケットやハイブリッドロケットの打ち上げ実験イベントなどの情報も満載で、昨年日本遺産に認定された葛城二十八宿や砲台跡、景勝地としての魅力など、万葉の時代から続く歴史についても学べる。

加えて今回は、加太漁港組合協力のもと『加太の海・魚・漁師』を特集。貴重な加太の天然わかめ漁や、組合長の由井臣さんが「すき焼きの代わりに漁師が生み出した」と話す、いわし・あじの煮合いなどの郷土料理レシピも紹介。

漁師の幸前禎泰(さだひろ)さんは「130年以上持続可能な漁法を守り続けている加太では、SDGsは当たり前。昔と変わったのは、いろんな人が協力してまちづくりをしていること」と話し、「ガイドを片手に加太・友ヶ島の観光を楽しんでもらいたい」と願う松原さんらと心を一(いつ)にする。

ガイドは今後も第3版、第4版と改訂予定。330円(一部除く)。友ヶ島汽船周辺の土産店や国際交流センターなどで購入できる。問い合わせは松原さん(℡090・4277・7578)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。