ワクチン確保を迅速に 全国知事会で仁坂氏

コロナ対策について述べる仁坂知事

全国知事会(会長=飯泉嘉門徳島県知事)は10日、テレビ会議を開き、新型コロナウイルス対策で国への提言案について議論した。参加した仁坂吉伸和歌山県知事は新型コロナの感染拡大抑制に向け「決め手はワクチンしかない。量さえ確保できればあっという間に打ってみせる」と発言した。

会議では、緊急事態宣言の期間延長や対象県の追加を受けた緊急提言、変異株に対する警戒の必要性などが議題となった。

高齢者向けのワクチンについては、都道府県が行う大規模接種に必要な医療人材の確保のため、関係省庁の縦割り打破などを要望した。

仁坂知事は県内の最近の新規感染者数について「ちょっと減ってきたかと思うが、まだまだ油断できない」と話し、県民に対して不要不急の外出を自粛するよう呼び掛けていること、和歌山市内の飲食店に対しては営業時間を午後9時まで、酒類の提供は午後8時までとするよう営業時間の短縮を要請していることを説明した。

連日、多くの新規感染者が確認され、病床の逼迫(ひっぱく)が伝えられている大阪府、兵庫県などへの支援については「DMATは派遣しており、もっと本格的にできないかと考えているが、うまくいかない」と話した。

感染症対策を進める上で重要なこととして「人流の抑制」と「保健医療行政の努力」を挙げ、感染拡大抑制の切り札として期待されるワクチンについては「量を確保して、たくさん地方に回してください」と強調した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。