紀の川市に「野あそびの丘」 8月オープンへ

自然豊かな環境で遊べる(紀の川市提供)

和歌山県紀の川市で初めてとなる、芝生広場に複合遊具を兼ね備えた新たな憩いの場「野あそびの丘」が8月1日、花野にオープンする。龍門山を背景に自然豊かな環境で伸び伸びと、親子で時間を共有しながら絆を深めることができる。

市企画経営課によると、以前に市民を対象に意識調査を行ったところ「子どもを連れて遊びに行ける場所がないのでつくってほしい」との声が多く寄せられたという。

工事は昨年11月に開始して3月末に完成。現在はオープンに向けて芝生の養生をしている。面積は約1900平方㍍、総工費は約7300万円。

コンセプトは「野山であそぶ21世紀型複合遊具」。入り口を抜けると龍門山を背景とした自然豊かな景色が広がり、幼児の目には丘と映るような0・9㍍の小さな畝を配置している。奥には約3㍍の大きな丘と1・6㍍の小さな丘の連なりが龍門山の山並みと重なるように工夫している。遊具の配色はできる限り木質感を出し、周囲の景観との調和を保つよう配慮した。

丘や地形に連動した配置で遊具同士をつなぐ。ハナミズキやイロハモミジ、ネムノキなど四季折々を感じる木々や滑り台・ロープなどで楽しむ「ツリーデッキ」、子ども同士が協力して遊ぶ「紀の川ゴンドラ」、市の名産、桃をモチーフにした「ターザンロープ」、離れた相手と話をしたり、気持ちを伝えたりできる「告白の小径(こみち)」など自然を体感できる空間となっている。5月30日にはテスト開放を実施し参加者から満足度の高い声が上がったという。

企画経営課の西端克典主任は「野山のランドスケープで遊ぶ21世紀型の複合遊具。この遊び場での体験が、子どもたちにとって紀の川市を誇りに思う記憶に残る原体験になるはず」と話している。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。