商店街がギャラリーに 美園町で絵画展

油彩画の大作がずらりと並ぶ

みその商店街(和歌山市美園町)で11日まで、空き店舗のシャッターに大型の絵画を展示する「みそのストリートギャラリー」が開かれている。

同商店街に2020年10月「Gallery林」をオープンした林典夫さん(81)が企画。

同商店街は、JR和歌山駅にほど近く、戦後は闇市から発展したにぎやかな商店街だったが、現在は高齢化も進み、シャッターの閉まったままの店も多い。

林さんは、コロナ禍の商店街を活気づけ、盛り上げようと同商店街協同組合と協力し、ことし4月に第1回目を開催。今回で2回目。

空き店舗12軒を利用し、100号サイズ以上の大型の油彩画など25点を展示。県美術家協会に所属する画家を中心に約15人の迫力ある力作が並ぶ。

同商店街の通路は屋根で覆われており、林さんは、6月の梅雨の時期でも天候や密を気にせずに気軽に絵画作品を楽しめるといい、「散歩がてらに、絵を鑑賞してもらえれば」と笑顔。

同商店街で約50年以上商売をし、洋服などを販売する「もめんや」の上野やすおさん(76)は「今までになかった新しい企画で良いと思う。続けていくことが大切」と話していた。

近隣に住む女性は、「近所の人から声を掛けてもらい、来た。すてきです」とゆっくりと歩きながら鑑賞。

林さんは、「まずは私にできることからしようと始めた。全国にも同じような商店街はある。和歌山発の取り組みとして全国にも広がっていってくれれば」と今後の抱負を語っていた。

午前10時から午後6時まで。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。