四十住さくらが金メダル 大技で初代王者に

東京五輪は4日、新競技のスケートボード女子パークが有明アーバンスポーツパークで行われ、和歌山県岩出市出身の四十住(よそずみ)さくら選手(19)=ベンヌ=が金メダルを獲得し、初代五輪王者となった。開心那(ひらき・ここな)選手(12)=WHYDAH GROUP=は銀メダル、岡本碧優(みすぐ)選手(15)=MKグループ=は4位だった。

「パーク」は大きな皿やおわんのような形状を複雑に組み合わせたコースで争われ、トリック(ジャンプ、空中動作、回転などの技)の難易度や高さ、スピードなどを評価する。

予選を4位で通過した四十住選手は、決勝は自分の好きな赤のシャツに着替えて臨んだ。1本目で世界で数人しか持っていない大技「バックフロント540(ファイブフォーティー)」を2連続で入れ、60・09点をマークしてトップに立ち、そのまま他の選手を寄せ付けなかった。

2位の開選手は12歳11カ月。日本オリンピック委員会(JOC)によると、記録が残っている戦後の夏季五輪では日本選手最年少出場で、スケートボードの女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛(ムラサキスポーツ)の13歳を抜き、日本最年少のメダリストとなった。

競技後のインタビューで四十住選手は「1本目はノーミスで滑って、2本目と3本目でちょっと失敗したので、全力は出し切れなかったですけど、結果が金メダルで良かったです」と話した。バックフロント540を連続で決めたときの気持ちは「めっちゃうれしいです」と振り返り、「後悔ないくらい練習してきたので、それが結果につながったと思います」と笑顔だった。

【女子パーク結果】 ①四十住さくら60・09②開心那59・04③ブラウン(英国)56・47④岡本碧優53・58⑤オルセン(豪州)46・04⑥ウェットスタイン(米国)44・50⑦バレラ(ブラジル)40・42⑧アスプ(ブラジル)37・34

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。