新型コロナ感染の体験談 県がHPで紹介

貴重な体験とメッセージが紹介されている県ホームページ

和歌山県は7月30日、新型コロナウイルス感染症から回復した人の体験談の公開を、健康推進課ホームページ(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/041200/d00208031.html)で始めた。感染防止対策の大切さや、早期に受診しなかったことを悔やむ思い、感染が分かった際の周囲の反応など、体験を通して県民に伝えたいメッセージが数多く紹介されている(引用は原文ママ)。

体験談は、県が後遺症に関するアンケートとともに6月14日~7月13日に募集。一部が年代別に掲載されている。

早期の検査で重症化する前に治療できたとの体験が多くある一方、「症状が改善しないことを不安に思いながら生活していたので、もう少し早く受診したらよかった」(20代)、「(症状が出て)4日後にかかりつけ医院で検査してもらったら陽性と言われた。もっと早く検査すれば良かったと後の祭」(70代)など後悔の声も並んでいる。

がんで闘病中に感染し、一時は余命宣告されたという60代の壮絶な体験、半年以上たっても嗅覚異常が続いているという40代の後遺症の体験などでは、感染防止対策の大切さや、感染してしまった人へのエールがつづられている。

「検査が決まった時点で、陽性者は悪者のような扱いを受け、つらい思いをしました」(30代)、「今後は罹患して少しでも傷ついた本人や家族へのケアが必要なのではないか」(40代)など、周囲の心ない反応に苦しんだ体験も少なくない。

保健医療行政や医療関係者に対しては、「保健所の方には、親切ていねいに対応していただき本当に感謝しております」(50代)、「支えてくれた病院の先生や看護師の方達には、感謝しかありません」(10歳未満~10代)などの声が紹介されている。

体験談は今後も順次、掲載する予定で、同課は、多くの県民に体験談を読んでもらい、予防や早期発見につなげたいとしている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。