無料PCR検査に続々 新型コロナ感染急拡大で

検査希望者に検体採取用の容器を手渡す従業員

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、和歌山県内の無料PCRの検査所では、連日検査を希望する人が次々に訪れている。県は12月22日から、県内の薬局や衛生検査所などで、感染に不安を感じる無症状者を対象にした無料のPCR検査を開始。現在県内では33カ所で実施されている。

このうちの一つ、和歌山市中之島の池内興業合同会社(池内康二代表)には15日、検査を希望する人が切れ間なく訪れ、専門の用紙に必要事項を記入した後、専用の部屋に入り検体の唾液を採取していた。同社では検査結果は午後4時までの受け付けであれば、その日のうちに判明するという。

この日、無料のPCR検査を受けた市内の40代の女性は「紀南の実家に帰省するために受けた。仕事もしているので、受けることでお互いに少しでも安心して会えるかな」と話していた。

同社によると、新規感染者数がゼロや1だった昨年末は一日に検査を希望する人は10~15人程度だったが、年が明け、3連休初日の8日からは一日100人以上が訪れるように。県内の感染者数が過去最多を更新した13日からは検査数が一日200件を超え、先週末の同日は295件、16日は333件を受け付けた。

同社は昨年11月、検査機器の台数を1台から2台に増やし一日の最大検査数を倍の600件に拡充するなど体制の強化を図っており、同社の池内代表(38)は「体制を整えていたので今のところは対応ができている」とし、「どこに感染者がいるか分からない状況で、検査数も毎日最多を更新している。できる限り検査を受けたい人の要望に応えられるよう、スムーズに検査を行っていきたい」と話している。

同社の無料PCR検査は午前9時~午後0時半、午後2時~6時で受け付けている。年中無休。ドライブスルー(軽自動車専用)検査は現在一時休止中。

問い合わせは同社(℡073・460・7221)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。