筒香が橋本に野球施設 天然芝球場は年内完成

施設への思いを話す筒香選手(Go studio提供)

「筒香スポーツアカデミー」のイメージ図(Go studio提供)

「筒香スポーツアカデミー」のイメージ図(Go studio提供)

米大リーグ、ピッツバーグパイレーツの筒香嘉智選手(30)が、出身地の和歌山県橋本市に建設中の総合スポーツ施設「TSUTSUGO SPORTS ACADEMY(筒香スポーツアカデミー)」の室内練習場完成に伴い、22日にオンラインで会見を開いた。筒香選手は「細かい戦術や過度な練習を強いるような指導より、子どもたちに思いっ切り体を動かせる環境こそ整えるべきと訴えてきた。行動として示すために球場建設を決断した」と話した。

敷地は約3万平方㍍。室内練習場の他、両翼100㍍の天然芝球場と両翼40㍍のサブグラウンド、小体育館を建設。総工費約2億円は自ら負担し、兄の裕史さん(41)と共に非営利型一般社団法人として運営するという。

会見には平木哲朗市長も出席し、「子どもたちがプロの選手に指導を受けることは重要。市としてもバックアップしたい」と話し、石田真敏衆議院議員も「橋本市周辺の若い人への効果は計り知れない。新たなスター誕生に期待したい」と激励した。

筒香選手は、「自分が子どもの頃は、泥だらけになって白球を追い掛けた。球場では、子どもたちが思い切ってボールを投げられるように気候に応じた天然芝を採用する。人工芝と比べて、不規則なバウンドが多い。予測がつかない環境は、先を読む力を養うことができる。将来、子どもたちにとってアドバンテージになるはず」と天然芝にこだわった理由を説明した。

今後は、同所を拠点に少年野球チームを創設する構想もあるといい「プロ球選手と子どもたちがそれぞれ練習できるようにしたい」と話した。また、小体育館に学童保育や幼少期から基礎体力を養うためにエクササイズの教室を併設することも発表。施設は年内完成を目指しており、「和歌山県から素晴らしい子どもたちを育て上げ、世界に羽ばたかせたい」と意気込んだ。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。