和歌祭四百年祝う花火 和歌浦漁港で60年ぶり

和歌祭四百年式年大祭を記念して打ち上げられた花火

創始400年の節目となる紀州東照宮の例大祭「和歌祭」が15日に開かれるのを記念し、大型連休中の3日、地元の和歌浦地区を盛り上げる花火が、和歌浦漁港(和歌山市新和歌浦)で打ち上げられた。

和歌祭四百年式年大祭実行委員会(中山勝裕実行委員長)が企画。和歌浦での花火大会は昭和30年代以来で、約60年ぶりの光景を見ようと大勢が詰め掛けた。この日の同漁港では「和歌の夜市」も開かれ、立ち並ぶ夜店などと花火の両方を楽しむ人々で大にぎわいとなった。

花火の打ち上げを前に、式年大祭に向けた決起集会が開かれ、㈲ベイサイド和歌浦前のやぐら周辺に実行委メンバーらが集結。中山実行委員長の掛け声で、参加者は「エイ、エイ、オー」と拳を突き上げ、尾花正啓市長が花火開始のカウントダウンをした。

花火は約1000発が用意され、華やかな連発でスタート。赤や青、黄色など色鮮やかな大輪が雲ひとつない夜空に広がり、笑顔のマークの仕掛け花火、光の粒が降り注ぐ大玉など、多彩な光の演出に、来場者からは歓声や拍手が起こった。

中山実行委員長は「今まではコロナなどで大変な準備期間だった。きょうが式年大祭のスタート。花火をきっかけに、さらに多くの人に400年の節目を知ってもらい、当日も見に来てほしい」と呼び掛けた。

同市西浜の男子高校生(17)は「和歌浦で60年前に花火大会があったなんて知らなかった。きょうは見られて、すごくいい思い出になった」と笑顔で話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。