波乗りに笑顔 磯の浦海水浴場で「海の学校」

サーフボードに立ち笑顔の子どもたち

海での体験を通じて多くのことを学んでもらおうと18日、和歌山市の磯の浦海水浴場で「第8回海の学校in磯ノ浦」が開かれ、県内外から集まった2歳から15歳までの子どもたちと大人90人がサーフィンやヨガ、ハワイアンフラなどを楽しんだ。

一般社団法人海の学校(堀口真平校長)が主催。同団体は、県サーフィン連盟の梅本利樹会長(61)や、プロサーファーで串本町ふるさと大使を務める堀口校長(39)ら、海を生活の一部としている人たちが、「海から教わったことを子どもたちに伝えていきたい」との思いから2006年に発足。現在13団体が協力している。

「海の生態系と環境保全」「海の安全(危険回避)教育」「マリンスポーツ振興」「人間力とコミュニティ」の四つを柱に活動。これまでにサーフィン、ボディボード教室やビーチクリーン、救命救急講習などを、神奈川や高知など各地で開いてきた。

イベントの開催は3年ぶり。この日の波は膝ほどの高さで、堀口校長は「子どもたちにとっては完璧なコンディション。将来を担う子どもと海を知る先輩たち、自然を通してお互い高め合っていけたら」と開催を喜んだ。

体験前は緊張した様子の子どもたちも、サーファーの指導を受けてすぐにこつをつかみサーフボードに立ち、笑顔いっぱいで波乗りを楽しんだ。市内から参加した増田波音(なお)さん(6)と弟の海周(かいしゅう)くん(3)は「(板の上に)立てて楽しかった。もう一回乗りたい」とにっこり。梅本会長は「子どもの頃の体験は忘れない。海を通じてさまざまな人と触れ合い豊かな心を育て、平等な社会の実現につながれば」と話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。