駆け込み申請増加 特典付与のマイナカード

混雑する和歌山市役所の申請窓口

マイナンバーカードのマイナポイント第2弾の特典が受けられるカードの申請期限が9月30日に迫り、駆け込み申請が増えている。受け付ける和歌山県内の市町村窓口では「ポイントをもらえる締め切りが迫っているので急いで来た」という市民らが、次々と手続きをしている。

マイナンバーカードを作れば、キャッシュレス決済で利用できる最大2万円分のポイントを受けることができるキャンペーンで、政府は「来年3月末までにほぼ国民全体への普及を目指す」としている。マイナンバーカードは2016年1月から交付が始まり、公的な身分証明書として使える他、健康保険証などとしても使用可能。

第2弾キャンペーンの内容は、ことし1月から新規マイナンバーカード取得者に5000円分、6月30日からは健康保険証利用登録と公金受取口座登録者に各7500円分が付与され、キャッシュレス決済サービスのポイントがもらえる。ポイントの受け取りには9月末までにマイナンバーカードを申請しなければならない。

カードの申請は郵送やオンラインでも可能。受け取りは原則として市役所などの窓口を訪れる必要がある。

和歌山市役所では申請窓口五つとマイナポイントサービスの特設窓口六つを設置しているが、特に今月に入ってからは訪れる人が増加。一日200人を超え、1時間待ちのこともあるという。

市民課の宮﨑繁輝課長によると、月曜日の午前9時から午後1時ごろまでは特に混雑する。天候によって異なるが、月曜日以外の午後2時以降がおすすめという。

市デジタル推進課情報管理班の中村志郎班長は「マイナンバーカードを持っていれば、マイナポイントの申し込み期限は来年2月末までなので急がなくても大丈夫」と呼び掛けている。

マイナンバーカードを作りに来た同市の竹垣廣一さん(73)は「スマホでもできるって言うけどアナログ人間やからよう分からん」と困り顔。津田初美さん(82)は「ポイントをもらえるのはありがたい。靴を買いたい」と話していた。

市は今月末まで特定の日に限り、スーパーセンターオークワセントラルシティ和歌山店やイオンモール和歌山などに出張申請窓口を開設している。

8月31日現在の人口に対するマイナンバーカードの交付率は全国平均47・4%。和歌山市43・3%、海南市40・9%、岩出市41・1%、紀美野町54・2%。紀の川市は66・0%で、「特別区・市」としては全国で6位という高い交付率になっている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。