スタンフォード大の講座 県内高校生が学ぶ

英語で一人ずつ自己紹介をする生徒(画面はムカイさん)

世界に挑戦する気持ちを持った生徒、ディベート力や使える英語を身に付けた高校生リーダーの育成に向け、和歌山県教育委員会はアメリカの名門スタンフォード大学と連携し、県内の高校生対象の同時双方向型オンライン遠隔講座「Stanford e‐Wakayama」を24日に開始する。10日には受講生全員が集まり、県民文化会館(和歌山市小松原通)で受講式を行った。

英検準2級程度以上の英語力がある高校1、2年生を応募要件とし、向陽、桐蔭、星林、海南、那賀、日高、橋本、田辺、近大付属和歌山の9校から30人が参加する。

来年2月までの半年にわたり、同時双方向オンライン遠隔講座により、スタンフォード大学専任講師や現地起業家らが講師を務め、コミュニケーション、経済学、公共政策、宗教学、社会学、人類学など全て英語による1回90分の講座を10回実施。全講座終了後、受講者は1人ずつ英語でプレゼンテーションをする。

受講式も全て英語で行われ、県教委県学校教育課の深野泰宏課長は「講座やプレゼンの準備には多くの時間と努力が必要だと思う。自ら課題を見つけ解決する能力や、失敗を恐れずコミュニケーションすることは将来必ず役に立つ」と生徒を激励。スタンフォード大学国際多文化教育プログラムのディレクター、ゲイリー・ムカイさんがサンフランシスコからオンラインであいさつし、生徒は一人ずつ自己紹介した。

参加する桐蔭高校の魚井春紀さん(2年)は「きょう出席して、実際に使う英語はこういうスピードと表現なんだと感じた。半年で英語力を上げたい。将来は自分の技術で人を幸せにする仕事がしたい」と目を輝かせ、海南高校の橋爪萌さん(2年)は「この講座を通じて世界で起こっている問題に自分がどのように貢献できるか学びたい」と意欲いっぱいだった。

スタンフォード大学指導講師の平田真希子さんは「高校生向けに分かりやすい英語を使っている。英語を学ぶのではなく英語で学ぶこの講座で、多様性が求められる今、世界市民として何ができるか一緒に考えていきたい」と話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。