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和歌山市
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2024.11.11
全国の郵便局で15日、年賀状の受け付けが始まった。和歌山市一番丁の和歌山中央郵便局では、3年ぶりにセレモニーが行われ、市立岡山幼稚園の園児24人が新年への期待や家族への思いをしたためた年賀状をポストに投函(とうかん)した。
セレモニーでは、園児が手拍子に合わせ、「雪」「やぎさんゆうびん」「お正月」の歌を披露した後、大きな声で「年賀状いっぱい買ってね!いっぱい出してね!」とかわいらしく受け付け開始をアピール。両親や祖父母らへの思いを年賀状に託した。
また県PRキャラクター「きいちゃん」も登場。来年の意気込みを書いた、県民宛ての年賀状を披露した。
家族宛ての年賀状を投函した同園年長の田歩希(ほまれ)さんは「明けましておめでとうと書いた。来年は小学生になるので勉強したい」と笑顔。
同郵便局管内でことし元日に配達した年賀状は223万3000通。同郵便局によると、全国で年賀状の元日配達部数は2010年から13年連続で減少。要因としてSNSなどの普及により、若年層を中心とした年賀状離れが進んだことなどが挙げられるという。
野田哲也局長は「年賀状は大切な人への一年で最初の贈り物。元旦に届けられるようお早めにお出しください」と呼び掛けている。