市和歌山×東京学館新潟 両監督が意気込み
第105回全国高校野球選手権記念大会は6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する(7面に大会組み合わせ)。和歌山県代表の市和歌山は大会4日目の9日に、第3試合で東京学館新潟(新潟)と対戦。5日には初戦を前に、市和歌山の半田真一監督(43)と東京学館新潟の旅川佑介監督(41)が共同インタビューに応じた。
――相手校の印象は
半田監督 粘り強く、精神力が強い印象。左右の好投手がそろい、打率も良くて整ったチームだと思う。
旅川監督 野球王国和歌山の代表で、われわれよりも力は上だと思う。投手も素晴らしく、打線は抜け目がない。スイングが鋭い。
――警戒する相手選手は
半田監督 涌井、須貝の2人の投手。いかに攻略できるかが鍵になると思う。
旅川監督 栗谷、小野の2人の投手をいかに攻略できるか。点は取られると思うので、それ以上の攻撃を展開したい。
――自チームのキーマンは
田監督 突出した選手はいないが、栗谷、小野ら、投手の出来は大切になる。
旅川監督 6人の投手陣。調整をうまく行い、全員で頑張りたい。
――理想の試合展開は
半田監督 形のないチームなので、戦況に応じ、ロースコアやビハインドも想定して準備したい。
旅川監督 ゲームの流れを見ながらになるが、一つでも多くといった気持ちで挑みたい。
――初戦に向けて意気込みを
半田監督 自分たちの野球ができるように、まずはモチベーションをしっかり整えたい。
旅川監督 初出場なので気負いせず、球場で全部を出せるように準備したい。
――監督にとって甲子園とは
半田監督 関わる皆さんが幸せになる場所だと思う。
旅川監督 初出場にあたって多くの方が喜んでくれた。みんなの気持ちが一つになれるような舞台。
――地元に届けたい姿は
半田監督 和歌山は公立も頑張っている。公立の星になれるよう頑張りたい。
旅川監督 良い顔で粘り強い姿を送りたい。
――対戦まで4日間の過ごし方は
半田監督 試合に臨むためのモチベーションを高めていきたい。
旅川監督 「やってやる」といった気持ちをうまく調整し、選手と一緒に高めていきたい。
――初戦を前に、選手たちにかける言葉は
半田監督 ここに来るためにやってきた。伸び伸び楽しくやってほしい。
旅川監督 甲子園っていいな。