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リーヴォ準優勝 全国社会人サッカー選手権

公開日 2023.11.08

関西サッカーリーグ1部を2年連続で制したアルテリーヴォ和歌山は、佐賀県で行われた「第59回全国社会人サッカー選手権(全社)大会」で準優勝を果たした。決勝では、FC刈谷(愛知)に1―1、PK戦で2―4と敗れるも、4チームとの対戦を接戦で制した。紀の川市桃山町の桃源郷運動公園で行われた「The KSLアストエンジCup」グループリーグ第2戦では、飛鳥FCを1―0で撃破。グループリーグ2戦2勝で首位となり、決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

【写真】全国社会人サッカー選手権で準優勝を果たしたアルテリーヴォ(同チーム提供)

全国社会人サッカー選手権は10月21~25日に開かれ、全国32チームがトーナメント形式で頂点を目指した。アルテリーヴォは1回戦で、東京ユナイテッドFC(東京)を1―0で倒すと、2回戦ではアルティスタ浅間(長野)に2―1で勝利。準々決勝ではヴェロスクロノス都農(宮崎)を1―0で破り、1点差ゲームを制し続けた。準決勝では、FC徳島(徳島)に3―1。

アストエンジカップのグループリーグ第2戦は、28日に行われた。アルテリーヴォは、全国社会人サッカー選手権の決勝戦から中2日で、サブメンバーがGK2人を含む5人と苦しいチーム状況の中、同じ関西リーグ1部に所属する飛鳥FCと対戦した。

試合は緊迫した展開を見せ、両チーム無得点のまま迎えた後半43分。田口遼選手、堀野翔選手、竜田柊士選手が細かいパスをつなぎ、ゴール前でフリーになっていた柴田悠登選手がアルテリーヴォ初ゴール。粘りを見せたアルテリーヴォが、大きな一勝をつかみ取った。

決勝ゴールを決めた柴田選手は、「相手にボールを持たれる時間が長かったが、我慢強く戦い、チャンスをものにできて良かった」と振り返り、JFL昇格を懸けた全国地域サッカーチャンピオンズリーグに向けて、「チームとして、どれだけ底上げできるかが大事。一日一日を大切にしていく」と意気込んだ。