和歌山県海南市にある人気カフェ「KAMOGO(カモゴ)」が、2024年4月25日に待望のリニューアルオープン。地元の特産品を使用したドーナツや搾りたてジュースに、加茂郷の穏やかな風景を堪能して。
海南市下津の人気カフェが
念願のリニューアルオープン
2024年1月より休業していた、海南市下津町の加茂郷地区にある人気カフェ「KAMOGO(カモゴ)」が、2024年4月25日に待望のリニューアルオープン。
JAながみねの金融施設だった建物をリノベーションした店内は、広々としていてゆったりとした時間を過ごせます。
開放感のある壁一面の窓から外を見ると、穏やかな加茂郷の風景が広がります。晴れた日にはテラス席でこの景色をひとり占め。
おもちゃが設置されたKIDSルームもあり、小さいお子さん連れのファミリーも気兼ねなくお茶を楽しめます。
地元の特産品を使用したメニュー
「地元の食材をおいしく味わう」をコンセプトに、同店では下津の農産品や特産物を使用したメニューを展開しています。
下津町に店を構える『柏木豆腐店』の豆腐を使用した豆腐ドーナツに、ユズのクリームを添えた「ユズクリーム」(250円)は、同店の人気メニュー。ドーナツはサクサクとした軽やかな食感で、爽やかな甘酸っぱさのクリームがベストマッチ。
「柑橘生搾りジュース(写真ははっさく・600円)」は、地元で穫れた旬の柑橘を注文を受けてから搾る贅沢な逸品です。
カフェとみかん援農プロジェクト
「加茂郷の魅力を伝えたい」から
店長の大谷幸司さんは同店を切り盛りしながら、みかんの収穫作業をお手伝いする援農者を募集する「みかん援農」というプロジェクトを運営しています。同店がある加茂郷はみかんの産地。しかし近年では農家さんの高齢化や後継者不足、過疎化が進み、農業を維持していくための人材不足が深刻な課題になっています。
大谷さんがKAMOGOやみかん援農プロジェクトを運営するのは、「加茂郷をもっと魅力的にしていきたいし、その魅力が伝えたい」という思いから。
遠方から同店に訪れた人の中には、木々溢れる加茂郷の美しい風景に感動する人も。「地域の人たちにとっては見慣れた風景なので、それが不思議だったみたいですが、逆に自分たちの地元はこんなに魅力的なんだと気付いてもらえるきっかけになればと思います」と大谷さん。
「『道の駅サクアス』も近くにできたので、加茂郷に来たことがない人も訪れてもらえたら嬉しいです」とのこと。
地元の魅力がたっぷり詰まったメニューと加茂郷の景色を堪能しに、ぜひ足を運んでみてください。
名称 | KAMOGO(カモゴ) |
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所在地 | 和歌山県海南市下津町方372−1 |
電話番号 | 073-488-6925 |
営業時間 | 10:00~18:00(OS17:30) |
定休日 | 火・水曜 |
駐車場 | あり |
@kamogo__wakayama |
和歌山市出身・在住のフリーライター。おいしいものをこよなく愛し、ロカルわかやまではグルメ記事ばかりを担当。生まれ育った和歌山の‟素敵”を、もっと発信していきたいです。多趣味で、カフェ巡り・カメラ・ミニチュアフード作り・読書・映画鑑賞などが好き。