『369miroku（ミロク）』で体に優しいロースイーツを【和歌山県紀美野町】

ヘルシーなロースイーツのお店が
紀美野町にオープン

和歌山県北部に位置する紀美野町。近年オシャレなカフェが増えていることから、カフェ好きの間で注目度が高まる同町に、『369miroku（ミロク）』がニューオープンしました。

木のぬくもり溢れる店内は、素朴ながらもどこか懐かしさを感じさせ、お店全体の落ち着いた雰囲気を作っています。

カウンター席の壁一面の大きな窓からは、木々が生い茂る穏やかな紀美野の風景を眺めることができます。

アレルギーのある人やベジタリアンも
食べられるスイーツを

同店を切り盛りするのは、上田あゆみさん・瑠威さん親子。
あゆみさんの旦那さんの実家は紀美野町で、はっさく農家を営んでおり、おいしく食べられるのに形がいびつなどの理由で出荷できず廃棄される果物があることを知り、心を痛めていました。
併せてアレルギーで乳製品などを使ったスイーツが食べられない人のために、おいしく食べられるスイーツを作りたいという思いから、「廃棄されるフルーツを使ったロースイーツを食べられるお店を開こう」と決意。

「ロースイーツ」とは、生（raw）のスイーツのこと。食材を加熱処理されていない生、もしくは食べ物に含まれる酵素が損なわれにくい48℃以下で調理することで、食材の本来のエネルギーをまるごと取り入れることができるそう。白砂糖・小麦粉・乳製品は使用せず、生のフルーツやナッツ類、ローカカオなどを使うので、ヘルシーで腸内環境を整える手助けをしてくれます。アレルギーのある人やベジタリアンにもオススメ。

テイクアウトもOK！
スイーツ以外も充実の品揃え

同店はイートインだけでなく、テイクアウトも可能。名物のロースイーツをはじめ、ジャムやドライフルーツ、麹などのちょっと珍しい商品も。

一つ一つ丁寧に手作りされたスイーツは見た目も華やかで、見ているだけで心が躍ります。

ジャムももちろんお手製。「八朔マーマレード」（680円）は、あゆみさんの義実家の農家で作られたはっさくを使用して作られています。

まるで美術品のようなケーキは
目と舌でじっくりと味わって

とても華やかな見た目のケーキ。写真を撮るのはマスト！ イートインの場合は、プレートにフルーツを添えてもらえます。

バラの形に切り飾られたりんごが美しい「アップルフラワータルト」（660円）。生の胡桃とドライフルーツで作ったベースに、和歌山県産のレモンでマリネされた甘酸っぱいりんごが乗せられ、アクセントとしてやわらかな甘さのシナモンが風味を加えて、優しい甘さのケーキ。

こちらはホールの「アップルフラワータルト」（12cm2790円、15cm5290円）。

「見ていてハッピーになる」がコンセプトの「ラズベリーフラワー」（792円）は、美術品のような見た目で食べるのがもったいなくなるほど（もちろん食べてもおいしいです！）。

「Rawドーナツ」（280円）はオーガニックオートミールをベースに、ドライフルーツや生カカオをトッピングしており、小さいのに食べ応えのあり満足度の高い逸品。チョコとプレーンの2種類あります。

同店ではランチも「日替わり本格スパイス369カレー」（コーヒーor紅茶付きで1639円）は、日によってチキン・豚肉・ひき肉など具材のお肉が変わります。

新メニューの「ローストビーフ丼」（コーヒーor紅茶付きで1639円）。

※ランチメニューは変更する場合があります

ドリンクにもこだわりがあり、コーヒーはオランダの伝統あるコーヒーブランド「Douwe Egberts」の豆を使用。紅茶はアメリカ発のティーブランド「Mighty Leaf」の茶葉を使用しています。

ゆったりとした時間が流れる空間
今後は夜カフェ営業も予定

「ゆったりとしてもらえる空間づくりに努めているので、ぜひ遊びに来てください」と温和な微笑みを浮かべるあゆみさん。今後は夜カフェの営業も予定しており、これからも紀美野町のニュースポットに目が離せません！