南海和歌山市駅から歩いてすぐそこの好アクセスながら、駅前の賑わいとは一線を画す落ち着いた雰囲気の『Dining Bar 酔(よい)』がニューオープン。同店はダイニングバーですが、ディナーだけでなくランチや昼飲みも楽しめる、大人のための“隠れ家”的存在として注目を集めています。
ランチも昼飲みもOK!
市駅近くのダイニングバー
南海和歌山市駅から徒歩約5分。駅前の喧騒とは対象的に、落ち着いた雰囲気の『Dining Bar 酔(よい)』。同店はダイニングバーですが、ディナーだけでなくランチや昼飲みも楽しめると、OLやサラリーマンにも注目のお店です。
店内は木目と黒を基調としたブルックリンスタイル。カウンターテーブルからランプにいたるまでインテリアはアンティークで統一され、都会的なムードを演出しています。
席はカウンター8席に、4人掛けのテーブル席が1つ。
同店は濱田さんと柳原さんが2人で切り盛りしています。食べるのも、飲むのも、料理を作るのも好きという2人。手料理を友人たちに振る舞うことも多々あり、好評だったおつまみをメニューにしているそうです。
こだわりがたっぷりつまった
自慢の「和出汁竜田キーマカレー」
和出汁(だし)に漬けたチキン竜田が豪快に乗せられた、ボリュームたっぷりの「和出汁竜田キーマカレー」(※竜田抜きは1078円)。今回はダルカレー(豆がメインのインド発祥のカレー)とパパド(「インドのおせんべい」と呼ばれる豆のスナック)、スパイスの効いた味玉をトッピングしていただきました。
キーマカレーはハーブのスパイシーさが和出汁の風味でまろやかになり、刺激的というよりはなんだかホッとする味わい。ザックザクの衣を噛み締めるとジューシーな肉汁が溢れ出すチキン竜田も、ご飯が進む進む…。日によって替わる付け合わせ(「カレーに少しずつ混ぜて食べるのがおすすめ」とのこと)もアクセントになり、飽きが来ません。爽やかな辛味と酸味が、暑い夏にピッタリの逸品です。
ランチタイムは「和出汁竜田キーマカレー」と「韓国冷麺」(ランチはドリンクとご飯付き・1078円)がお得ですが、アラカルトメニュー(日替わりで数量限定メニューも)も注文OK。お酒だってもちろん注文できるので、魅惑の昼飲みだってできちゃいます。実際「お昼に飲まれるお客様も多い」とのこと。
「お客様に気軽にお店に来てもらえるように、メニューの価格を比較的抑えています」と柳原さん。食材はなるべく既製品を使わず、自分たちで作れるものは手間暇を掛けて手作りするようにしているのがコストカットの秘訣。
例えば「韓国冷麺」のキムチは、知り合いの韓国人のオモニ(お母さん)にレシピを教わりに行き、自分たちで漬けているそうです。バジルも、植物を育てるのが趣味の柳原さんが自ら栽培しているんだとか。
ダイニングバーを銘打っているだけあって、お酒は充実のラインアップ。特にハイボールはお値段もリーズナブルで嬉しい!
「居酒屋みたいにお酒と一緒にご飯も食べられるけど、バーみたいにちょっといい雰囲気で…居酒屋とバーの“いいとこどり”をできればいいなと」と濱田さん。
お一人様でもデートでも…
気軽に立ち寄れる“隠れ家”
濱田さんと柳原さんは「和歌山市駅から歩いてフラッと立ち寄れる場所にあるので、お一人様でもデートでも、気軽にお越しいただけたら嬉しいです」と話してくれました。
“お仕事休憩にフラッと”にも“オシャレな大人デート”にも。お二人が穏やかな笑顔でお出迎えしてくれます。
名称 | Dining Bar 酔(よい) |
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所在地 | 和歌山県和歌山市西布経丁1-8 |
電話番号 | 070-4283-0277 |
営業時間 | 11:30〜14:00(OS13:30)、18:00〜深夜0:00 (OS23:30) ※金・土曜の18:00からは予約制 |
定休日 | 木曜 |
@dining_bar_yoi |
和歌山市出身・在住のフリーライター。おいしいものをこよなく愛し、ロカルわかやまではグルメ記事ばかりを担当。生まれ育った和歌山の‟素敵”を、もっと発信していきたいです。多趣味で、カフェ巡り・カメラ・ミニチュアフード作り・読書・映画鑑賞などが好き。