元旅館「MIKASAKAN（三笠館）」がカフェにリノベ！ 絶品スイーツを味わって【紀の川市】

元旅館の趣きを感じる「MIKASAKAN」

「MIKASAKAN」は、粉河の地域活性化を目指す取り組みの一環として2024年6月3日に誕生しました。元々は旅館として利用されていた「三笠館」をリノベーションし、カフェやサウナ、宿泊施設の入った複合施設として再生。店内には、当時の面影を残す趣ある内装が施され、訪れる人にどこか懐かしい雰囲気を感じさせます。

「MIKASAKAN」は地元の観光スポットである「粉河寺」のすぐそばにあり、県外から来た観光客はもちろん、地元の方にも愛される場所となっています。粉河寺を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

クセになる！深い味わいの「ヌガーグラッセ」

「MIKASAKAN」の看板メニューのひとつが、「ヌガーグラッセ」（500円）。愛媛県の名店『パティスリーラポール』が監修しています。生クリームにメレンゲ、ナッツやドライフルーツを丁寧に混ぜ合わせ、凍らせて作ったスイーツです。まるでアイスクリームのような見た目ですが、アイスクリームとは異なり、最後まで溶けることなく楽しめるのが特徴です。そのため、ゆっくりと時間をかけて味わうことができますよ。

運転に支障がない極少量のブランデーが入っており、大人な味わいです。どこを食べても、ナッツやドライフルーツが詰まっていて、奥深い美味しさ。今後は、使用するドライフルーツを地元のフルーツで作るとのことで、季節ごとに異なる味わいを楽しめるようになりそうです。また、観光中に手軽に味わえるように、テイクアウトも予定されているとのこと。楽しみですね！

名店が監修した絶品「チーズケーキ」

先ほどご紹介した『パティスリーラポール』が監修したメニューの、もう1点が「チーズケーキ」（600円）です。人気商品のひとつで、しっとりとなめらかな食感が特徴。ひと口食べればチーズの旨味が広がります。また、ホイップクリームはふわふわで、あっさりとしており、ケーキとの相性は抜群！ いちごジャムが添えられており、味の変化を楽しむことができますよ。

季節ごとの味わいを楽しめるドリンク

「MIKASAKAN」では、季節ごとに異なる、フルーツシロップを使ったドリンクが提供されています。夏には、地元で採れた桃を使用した「桃ソーダ」が人気でしたが、もうすぐ提供終了になるとのこと。現在のおすすめは「梅ソーダ」（550円）です。

地元粉河で育った無農薬の梅を使い、店舗スタッフが手作業でシロップから作り上げたもの。ノンアルコールながら、梅酒のような風味が楽しめます。飲み終わりには、スプーンで果肉をすくって食べると、最初に感じる酸味と、そのあとに広がる甘みが最高です。シロップには、今後も季節のフルーツを使用していく予定で、いちじくや柑橘系のドリンクが登場するとのこと。今から楽しみですね！

現在はカフェを中心としたメニューとなっていますが、ランチメニューの要望が多くあるそう。「地元の農産物を使用して、農家さんと協力しながらメニュー開発したい」と語ってくれました。今後、中庭のデッキを利用したマルシェの開催も予定しており、目が離せません。詳細は、ぜひインスタグラムをチェックしてくださいね。