異色の組み合わせが人気「ハタナカ製麺所」のうどん×スムージー【和歌山市】

名物はうどんとスムージー！？

和歌浦東にある焼き鳥屋の跡地にオープンした「ハタナカ製麺所」。この周辺はラーメン屋さんが多い印象ですが、同店はうどんとスムージーのお店。

なんだか懐かしさを感じさせる佇まいの店内は、カウンター席とテーブル席が２つ。取材時はランチタイムのピークを過ぎてもお客さんでいっぱいでした。

気さくな性格で、テキパキと手を動かしながらお客さんとの会話も弾ませる、店主の畑中真生さん。畑中さんは元々大阪で5年間、スムージーのお店を経営していました。その後、うどんが好きという熱い気持ちで本場・香川県に足を運び、うどん作りのいろはを学びました。

地元・和歌山でお店を開くにあたり「今までにない、ぶっ飛んだことをしたい！」という想いから、和歌山ではあまり馴染みのないスムージーと、自分の好物であるうどんをメインとしたお店になったとか。

野菜のおいしさたっぷりのスムージー

スムージーは新鮮な生野菜を使用しており、とても濃厚な野菜の風味を楽しめます。バナナやりんごなど果物を入れることで甘みが加わり、野菜が苦手な人でも飲みやすい味に。テイクアウトも可能。ランチタイムはグリーンスムージーのみですが、ディナータイムはいちご、ブルーベリー、チョコバナナのスムージーもあります。

うどんは自分好みにカスタマイズして

「自分好みにアレンジできる」と、畑中さんのオススメの「かけ（冷）」（700円）をいただきました。

机上には七味唐辛子や白ごま、ねぎ、天かすなどのトッピングに、4種類の出汁と生醤油が（もちろん無料！）。組み合わせは無限大。「お好きなようにカスタマイズして、食べてくださいね」とのこと。

机上の小さいコップを使って出汁の味見ができます。出汁は東卸市場にある「カネシゲ」の風味豊かなかつお節をふんだんに使用し、関西人好みに仕上げた「かけ出汁」、濃口でみりんを利かせた甘めの醤油の「ぶっかけ」・「ぶっかけ甘口」、香川風にいりこ（煮干し）を使用した、魚本来の力強い風味が堪能できる「いりこ出汁」の4種類。

「かけ（冷）」に、天かすとネギをトッピングして、畑中さんオススメのいりこ出汁をかけていただきました。国産の小麦を使用した太めの麺はコシが強く、つるつるとした滑らかな食感で喉を心地良く通ります。

畑中さんは「今後も新メニューを増やしていく予定です。作りたいうどんはまだまだたくさんあります！スムージーのテイクアウトだけでも、お気軽にお越しください」と話してくれました。

新メニューや期間限定のメニューも登場予定とのことで、今後の展開も目が離せません！