観光・おでかけ
和歌山県
「聖地リゾート!和歌山 冬旅キャンペーン」開催中 和歌山に宿泊して豪華賞品を当てよう!!
2025.02.04
和歌山市生まれの漫画家・マエオカテツヤ氏が、和歌山県内で出逢った味わい深い人や忘れられないスポットを、絵と写真と文章で綴っていくディープな連載「マエオカテツヤの旅々お邪魔します」。
第2回は、湯浅町で昭和にタイムスリップ…
伝建地区とは「重要伝統的建造物群保存地区」の略。歴史的に貴重な街並みを、「和歌山県屋外広告美術協同組合」の方と、これまた歴史的価値のある“看板探し”をしながらぶらり。よく見れば、同エリアでは味わいのある看板たちがあちこちに顔を出す。
さすがは湯浅。「金山寺味噌(みそ)」に「醤油(しょうゆ)醸造」の看板はもちろん、「麹(こうじ)屋」なんてのもある。もやしはかつて秘法で作られていたのか…。
「歯科医院」の“歯”の字も省略形でかわいらしいし…、ホーロー製の看板って、昭和レトロで懐かしい。
看板探しの道すがら、湯浅へ訪れたなら必ず立ち寄る、たこ焼き屋「ごんため」さんへ。「よく来てくれた」と、笑顔で迎えてくれる店主・あけみさん。
熱々のたこ焼き&天ぷらをよばれながら、「おばちゃん…、この店に看板はないもんね?」と問いかけると、「みんな、『ごんためさん』って呼んでくれるけど、ほんまの屋号は『大黒屋』っていうんよ。今さら看板上げたらややこしなるし、何よりうちが看板娘やさけ…(笑)」。ごもっともである。 「ごんため」は天ぷらも絶品なの知ってた?
名称 | 大黒屋(ごんため) |
---|---|
所在地 | 和歌山県有田郡湯浅町湯浅623 |
電話番号 | 0737-63-4067 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 月・火曜 |
マエオカテツヤ●1967年和歌山市生まれの漫画家。現在、テレビやラジオで活躍しながら、大阪アニメ、声優&eスポーツ専門学校の特別講師を務める。
※掲載の情報は「LiSM2024年11月号」(和歌山リビング新聞社発行)を元にしています
株式会社 和歌山リビング新聞社 編集部