
和歌山に長い歴史を重ねてきた「京橋 幸太郎」がぶらくり丁商店街のフォルテワジマ近くに移転し、「うまいもん処 幸太郎」と一号店の名前を引き継ぎ、リニューアルオープン。京橋時代から人気の中華そばはもちろん、ランチタイムは数量限定の日替わり御膳も大人気。日本料理47年の大将が作る“うまいもん”をぜひ。
常連さんのラブコールに応え
「うまいもん処 幸太郎」復活!

日本料理の道47年の大将・谷奥幸一郎さんが営む、和歌山で長年愛されてきた「京橋 幸太郎」。しばらく休業していましたが、たくさんのお客さんたちの声に応え、2024年12月にぶらくり丁商店街に移転し、リニューアルオープンしました。

店内はカウンター席の他にテーブル席もあり、おひとりさまでも、家族・友人同士でも利用しやすくなっています。
熟練の技が光る日替わりランチ
中華そばと鯖寿司も食べたい

ランチ人気の「本日の日替わり御膳」(1300円)はその日仕入れた最高の食材を使った、まさに大将の腕の見せ所。主菜にご飯(大盛り可なのも嬉しい!)、小鉢2皿、汁物がついてこのお値段は大変お値打ち。
この日は、串本から仕入れた幻の魚と呼ばれる「ヤイトガツオ」のお造りがメイン。モチっとした歯ごたえに脂がたっぷりとのった赤身魚は、まるでトロのような味わい。
前述のヤイトガツオをはじめ、日本料理には欠かせない魚の仕入れには、特にこだわっています。通常は地元でしか食べられない希少な魚などを谷奥さんの長年のツテで仕入れており、特に白浜町に会社を置く「ひろ福丸水産」から仕入れる新鮮な魚は、周りの料理店に一目を置かれるほど。

『京橋幸太郎』時代から人気の「中華そば極」(800円)もファンが多い。スープは和歌山ラーメンならではの豚骨醤油で、ほどよいこってりさと自家製のとろ~り食感のチャーシューが絡み合う逸品。

中華そばと一緒にいただきたいのは、目の前で薬味をのせて仕上げてくれる「想像絶する鯖寿司」。脂ののった新鮮な鯖をしっかりと酢で締め握りにした、贅沢な一品です。
ランチタイムだけでなく、ディナータイムも『幸太郎』の魅力は満載。夜は谷奥さん自慢の日本料理とともにお酒を楽しめます。
大将が作る“うまいもん”を堪能して

同店の味の秘訣は、谷奥さんが長年培ってきた確かな技術と食材への愛情。お客さんに最高の“うまいもん”を食べてほしいという強い思いが、料理の一つひとつに込められています。
「一度食べてビックリしてほしい。お客さんを絶対に満足させます!」と語る谷奥さん。自信に溢れる表情を見せてくれました。
大将の作る“うまいもん”、ぜひ一度ご賞味あれ。
名称 | うまいもん処 幸太郎 |
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所在地 | 和歌山県和歌山市本町1-33 ![]() |
電話番号 | 073-432-9399 |
営業時間 | 11:00~14:00、17:30~深夜0:00(OS23:30) |
定休日 | 日曜 |
@koutarou_wakayama |



和歌山市出身・在住のフリーライター。おいしいものをこよなく愛し、ロカルわかやまではグルメ記事ばかりを担当。生まれ育った和歌山の‟素敵”を、もっと発信していきたいです。多趣味で、カフェ巡り・カメラ・ミニチュアフード作り・読書・映画鑑賞などが好き。