【和歌山市】「CARANCARAN（カランカラン）」でアートなひとときとドーナツを

好きをたくさん詰め込んだ
遊び心あふれるアートカフェ

和歌山市秋月にある「ART CAFE CARANCARAN（アートカフェカランカラン）」が、2025年4月15日に完全リニューアルオープン。

オーナーの中井彰雄さんは、美容室「NeoDiscus」（同店隣）を営む現役の美容師さん。元々絵を描くことが好きだったという中井さんは、自分自身の作品はもちろん、さまざまなクリエイターの表現の場になればと、“アートカフェ”をプロデュースしました。

アート作品やカラフルな雑貨が並ぶ、中井さんの“好き”が散りばめられた店内は、まるで大きなおもちゃ箱のようで、眺めているだけでワクワクします。

見た目もフォトジェニックな
ふんわりもっちりドーナツ

火・水・木曜日にテイクアウト限定で楽しめるドーナツは、常時9種類がラインアップ。もち米を使った特製生地をじっくり二次発酵させることで、ふわっと軽く、もちっと弾力のある独特の食感に仕上げています。しっかり発酵させているので、冷めてもおいしさが長続き。

今回は人気の3種類のドーナツをご紹介します。

「ブラウンシュガー」はサトウキビのやさしい甘さが特徴。「シュガーグレース」と並ぶ不動の人気を誇る一品で、ふんわりもっちりとした食感。重たさがないので、何個でも食べられちゃいそう。

「イチゴチョコ」は、甘酸っぱいドライいちごとホワイトミルクが華やかにトッピングされた、見た目もキュートな一品。

「塩キャラメル」は、香ばしいキャラメルの濃厚な甘さとほんのり感じられる塩味がベストマッチ。

また、土日限定で「4690ベーグル」の間借り販売も行っています。野菜やフルーツを使った、素材にこだわるヘルシーなベーグルも要チェック。

アートにふれるひとときを

中井さんは「sankakusakana」というアーティスト名でも活動中。
カランカランでは、自身の作品はもちろん、スタッフの堂浦思乃（どううらしの）さんによるジュエリーなど、さまざまなクリエイターの手による作品が展示されています。

上の写真はsankakusakanaさん（中井さん）の作品。力強くありながら繊細なタッチで描かれた作品は圧倒的な存在感があり、まるで描き手の内側から湧き出た感情そのものがキャンバスに宿っているかのよう。

こちらは、堂浦さんが手がけるジュエリーブランド「jealousy（ジェラシー）」のコーナー。

ガーリーな甘さの中に、ほんの少しのスパイスを隠し味に。大人かわいいデザインに思わずきゅん…。

「作品の作り手そのものにスポットを」

ただ作品を紹介するだけでなく、作り手そのものの物語にスポットを当てたい――。そんな想いから、「アートカフェ」というかたちで、同店をクリエイターたちの想いと個性を発信できる場所にしたい、と中井さんが話してくれました。
そんな中井さんの強い願いから生まれた「ART CAFE CARANCARAN」は、アートと人、そして人と人がつながるあたたかな場所として育まれています。

2025年7月からはイートインスペースの利用も開始し、ドーナツ以外のスイーツやコーヒーの提供も予定しているとのこと。スイーツを堪能しながらアートを楽しんでみては。