HOME グルメ 【和歌山市】「dessert屋ハレノヒ」パティシエの職人技が光るケーキ

智弁学園和歌山校の近くの「dessert屋ハレノヒ」では、洋菓子一筋のパティシエが作るこだわりの食材を使用したケーキが、テイクアウトでもイートインでも楽しめます。“映え”よりも体と心が喜ぶおいしさを追求したケーキに、県外のファンもいるほど。「みんなが気軽に集まれる場所を作りたい」という思いから、様々な用途で利用できるレンタルスペースの貸し出しもしています。

智弁和歌山近くのケーキ屋さん
テイクアウトでもイートインでも◎

和歌山市内原の智弁学園和歌山の近くにお店を構える洋菓子屋、「dessert屋ハレノヒ」。

同店を切り盛りするのは、気さくな笑顔が素敵なパティシエの玉置祥大さん。和歌山マリーナシティホテルのパティシエを14年務めた後に独立し、2020年に同店をオープンしました。

写真を見て気付いた人もいるかもしれませんが、一般的なケーキ屋とは異なり、同店にはケーキを陳列するショーケースがありません。写真付きのメニュー表から欲しいケーキをチョイスします。
「初めてのお客さんには『ほんまにケーキ屋さん!?』とドキドキされるのですが(笑)。もちろんテイクアウトもできます」と玉置さん。

カウンター席と掘りごたつ席を合わせ、約20席のイートインスペースも。掘りごたつ席で家族や友人とゆっくりとくつろぐもよし、カウンター席で玉置さんと会話しながらケーキをいただくのもよし。

“映え”よりおいしさを追求
自然由来の食材と職人技が作るケーキ

タマシュー(220円)

同店のケーキは、甜菜糖(てんさいとう)など体に気を遣った自然由来の材料を使い、素材本来のおいしさが引き立つシンプルな製法で作られているのが特徴。“映え”よりも体と心が喜ぶ“おいしさ”にとことんこだわる、玉置さんの職人魂が感じられます。
玉置さんが作るケーキに惚れこみ、なかには「和歌山一おいしい」と遠方から足を運ぶファンもいるとか。

そんな同店の真髄とも言える、自家製のカスタードクリームをふんだんに使用した「タマシュー」はハレノヒのイチオシ。くどさのないスッキリとした甘さで、「何個でも食べられる」と評判。

青空プリン(220円)

プレミア和歌山認定の有田川町産の青空たまごを使用した「青空プリン」は、お子さんにも人気。黒糖キャラメルソースがアクセントとなり、飽きのこないおいしさ。

ハレノヒロール(340円)

店名を冠した「ハレノヒロール」は、生クリームと自家製カスタードクリームがたっぷりと詰まっており、シンプルながらも同店の本質が味わえる逸品。

ベイクドチーズケーキ(480円)

4種のチーズをブレンドした「ベイクドチーズケーキ」も定番。しっかりと効いたレモンが濃厚なチーズの味わいとベストマッチ。

ザッハトルテ(450円)

チョコレートをふんだんに使用した「ザッハトルテ」は、濃厚なチョコレートの風味を楽しめます。

Wシュー

「Wシュー」の中のクリームは季節ごとに変わるので、時期ごとの違いを楽しんで。

常時10種類前後のケーキがラインアップしており、今回紹介した定番のケーキ以外にも、旬の果物を用いた季節限定のケーキや土日限定のモンブランなども。

「みんなが気軽に集まれる場所を」

玉置さんの朗らかな人柄がうかがえる、手書きのブラックボード。映画がお好きだそうで、取材時の内容は映画『ブラック・ショーマン』についての感想でした。随時内容が書き換えられるのでこれを楽しみにしているお客さんもおり、「更新はまだ?」と聞かれるそう(笑)。

「このお店を開いたきっかけは、みんなが気軽に集まれる場所を作りたいと思ったから。アットホームな空間で、ケーキを食べながらちょっとひと息ついてもらえればと。家族や友人とでも、もちろんおひとりでもお気軽にどうぞ」と玉置さん。

2階はレンタルスペースになっており、ワークショップや女子会、ミーティング、マルシェなど多用途で利用できるそう。詳細は問い合わせを。

名称 dessert屋ハレノヒ
所在地 和歌山県和歌山市内原520-1 地図
電話番号 073-499-4669
営業時間 8:00〜17:00
定休日 水・木曜
駐車場 あり
Instagram @dessertya_harenohi