

【和歌山市】「マーレライ」和歌浦の絶景とヴィーガンランチに癒やされて
イチオシの記事
和歌山市の和歌浦にある芸術文化施設「和歌の浦アート・キューブ」2階に、万葉の歌聖・山部赤人も愛でた和歌浦の風景と、体に優しいヴィーガンごはんを楽しめるカフェ「マーレライ」があります。同店のモットーは「食事はおいしく、楽しく」。制限するのではなく、食のおいしさ・楽しさを感じることができるヴィーガンごはんを提供しています。
万葉の歌聖も愛でた和歌の浦にある
ヴィーガンカフェ

風光明媚な景色から、万葉の歌聖・山部赤人に「わかの浦に 潮満ちくれば 潟をなみ 芦辺をさして 鶴鳴きわたる」と詠まれ、“和歌の聖地”としても知られる、景勝地・和歌の浦。その風景を一望できるカフェ「マーレライ」は、芸術文化施設「和歌の浦アート・キューブ」の2階に店を構えます。

建物横の階段を登ると、お店の入り口があります。

白と青が映える店内は、どこか海辺のような開放感を感じさせます。

一面ガラス張りの窓からは、万葉集の時代から人々に愛される和歌の浦の景色を楽しめます。
「食事はおいしく」をモットーに
バラエティーに富んだヴィーガンランチ

同店では、肉や魚、卵、乳製品など動物由来の食材を使用しない“ヴィーガンごはん”がいただけます。
「食事は制限するのではなく、おいしく、楽しく食べるということをモットーにしています」と話してくれたのは、オーナーの橋本美奈子さん。自身も20年前からヴィーガンで、長年“ヴィーガン食”と“食のおいしさ・楽しさ”を両立できるような料理を研究し、バリエーション豊かなヴィーガンごはんを提供しています。
今回は11:00~14:00までのランチタイムに人気の「野菜ソムリエの気まぐれプレート」をいただきました。

見た目も華やかな「野菜ソムリエの気まぐれプレート」はメインのおかずとおばんざいに、ドリンクがセットになってこのお値段。添加物などの余分なものは入れず、できるだけ体に優しいものを提供したいという考えで、ソースやドレッシングも自家製。

メインのおかずは、大豆ミートと自然農法の野菜を使用した精進カツ。動物性食材を使っていないので、低カロリー・低脂質で健康を気遣う人に嬉しいのはもちろん、食べ応えもあり心もお腹も満たされます。

無農薬野菜と豆乳のポタージュスープももちろん手仕込みで、ホッとする優しい味わい。

和歌浦の絶景を眺めながらいただくヴィーガンごはんは、素材の旨みを生かした滋味深い味わいで、体も心も満たされます。
日々の喧騒を忘れて
五感を研ぎ澄ましてみて

和歌山出身の橋本さんは和歌浦の景色がとても好きで、お店に訪れるお客さんにもこの景色を楽しんでほしいとこの地にお店を開いたそうです。
「日々の忙しさを忘れて、非日常の中でゆっくりとした時間を過ごしてもらう――というのが同店のコンセプト。『コーヒーがおいしいな』とか『景色が綺麗だな』とか五感を研ぎ澄まして、リフレッシュしてもらえたら」と橋本さん。
橋本さんが愛する和歌浦の風景と、体に優しいヴィーガンごはんを五感で味わってみて。
名称 | 和歌の浦カフェ マーレライ (Malerei) |
---|---|
所在地 | 和歌山県和歌山市和歌浦南3-10-1 和歌の浦アートキューブ2階 ![]() |
電話番号 | 073-418-5888 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 火曜(祝日の場合は翌日) |
駐車場 | あり |
web | https://karupamoon.wixsite.com/wakauracafe |
@cafe.malerei |



和歌山市出身・在住のフリーライター。おいしいものをこよなく愛し、ロカルわかやまではグルメ記事ばかりを担当。生まれ育った和歌山の‟素敵”を、もっと発信していきたいです。多趣味で、カフェ巡り・カメラ・ミニチュアフード作り・読書・映画鑑賞などが好き。