【和歌山市】和歌浦で海を眺めながらカフェ時間「80 ESPRESSO WAKAURABASE（ハル・エスプレッソ・ワカウラベース）」

話題の和歌山プチトリップスポット
窓際から和歌浦湾を一望できる海景ビュー

大阪・神戸・京都方面から車で1〜2時間でアクセスでき、プチトリップで訪れる人が増えている和歌山市・和歌浦エリア。和歌浦漁港の「おっとっと広場」周辺には海を見下ろせるカフェが点在し、日本遺産にも認定された和歌浦湾の絶景を眺められる「和歌浦観光遊歩道」は、知る人ぞ知る穴場スポットです。「80 ESPRESSO WAKAURABASE」は、和歌浦漁港の目の前に建つ風格ある建物の2階に位置し、海景を楽しめるカフェとして話題を集めています。

店内の窓際席からは和歌浦湾の青い海が一望でき、マリーナシティまで見渡せます。風光明媚な景色とともにモーニング、ランチ、スイーツが楽しめます。

和歌浦漁港前の風格ある建物
老舗旅館「石泉閣」をリノベーション

昭和初期に建てられ、長らく老舗料亭として営業していた「石泉閣」の邸宅部分をリノベーションした店舗は、当時の黒御影石の床や紀州青石の壁を生かしつつ、洗練されたジャパニーズモダンな空間。

同店は、入り口入ってすぐの注文カウンターでオーダーするセルフスタイル。シックでおしゃれな注文カウンター兼厨房ですが、よ～く中を見ると「床の間」など“座敷飾り”の名残があります。

客席の天井の低さや鴨居の跡からも、昭和初期建築の趣が感じられます。

本格エスプレッソのアレンジドリンク
和歌浦で人気のランチ＆スイーツも

さすがスペシャルティコーヒーの専門店だけあって、コーヒーメニューが充実。イタリア製のマシンで抽出される本格エスプレッソは、「カプチーノ」「カフェラテ」（各680円）だけでなく、さまざまなアレンジドリンクに。

みかんといえばの和歌山県有田産の季節の柑橘果実と合わせた「エスプレッソオレンジ」「エスプレッソトニック」、大人のバナナジュース「バナナエスプレッソ」なんてのも。もちろん「コーヒーモカシェイク」（780円）や「アフォガード」（750円～）も香り高きオリジナルブレンドのエスプレッソが使われています。

フードやデザートも充実しています。「自家製ハーブ塩豚ハムプレート」はその名の通り、手作りハム。新鮮ハーブとシチリア岩塩でつけた自家製塩豚のレアハムに、たっぷりの野菜総菜が添えられたヘルシーかつボリュームのある一皿は人気のランチ。土・日曜、祝日はモーニングでも食べられます。その他、オリジナルの熟成生パスタを使った「アマトリチャーナ」（ベーコンのトマトソース／単品1350円、ドリンクセット1750円）、「ベーコンとアスパラ彩り野菜のペペロンチーノ」（単品1350円、ドリンクセット1750円）、1日数量限定の「醤油おろしハンバーグ箱御膳（味噌汁付き）」（単品1580円、ドリンクセット1930円）など、こだわりのメニューがそろっています。

デザートはパフェやケーキの他、「抹茶白玉クリームぜんざい（冷）」（830円）は「紀州みたらし磯辺だんご（二本）」（780円）など甘味がスタンバイ。冷たいエスプレッソをあとがけして楽しむ「コーヒージャポネパフェ」は必食スイーツです！

料理やデザートの盛り付けのセンスが抜群な上、器には、当時の石泉閣の蔵出し食器が使われていて、“洋”のメニューが“和テイスト”になって見えるのがあら不思議。SNSでも「インスタ映えする」と話題です。

和歌浦ベイエリアのカフェは
ペット同伴OK！愛犬と過ごせるのも魅力

和歌浦エリアのカフェは「ワンちゃん連れOK」のお店が多く、「80 ESPRESSO WAKAURABASE」もその一つ。店内に「ワンちゃんのお水広場」があり、愛犬と一緒に過ごせます。写真はオーナーの愛犬で、看板犬のぎんちゃん。

オーナーはつい最近、オーガニックのワンちゃんフードブランド「ZIBI」を立ち上げ、紀州ジビエを使った「鹿肉ジャーキー」（50g1580円）や「鹿スペアリブ」（50g1680円）、「鹿大腿骨」（1680円～）、「鹿肩甲骨」（1680円）などを製造・販売しています。

無添加、無着色で人間が口にしても問題ない「ヒューマンレベル」のクオリティーだそう。鹿・猪の生肉は通販で冷凍発送、常温商品は店頭でも扱っています（詳細はホームページ参照）。

和歌山の海といえば白浜が有名ですが、今、注目度が高まっている和歌山市の観光スポット・和歌浦。ドライブがてら立ち寄って、のんびり散策しながら海辺のカフェ巡りを楽しんでみてください。ちなみに、ひと昔前の和歌浦は新婚旅行の名所・ハネムーンスポットとして名をはせていました。由緒ある神社が集積していて、今もなお、縁結び・開運のパワースポットとしても親しまれています。