2021年11月20日 11:30
食卓に“ほくほく”のごはんがあるだけで幸せ。大きな口を開けて“もぐもぐ”。大きな釜で炊くごはん。一人用の釜で出されるごはん。こだわるお店のごはんはやっぱり旨い。ちょっとしたおかずや漬物で何杯でもいけちゃいます。
開店前は釜炊きで大忙し。職人的な勘で薪をくべて、火加減を確認し、炊きあがりを見極めます。秒単位で釜から目が離せません。
薪の種類やくべ方にも気を配り、「おいしいごはんを食べたい」という常連のためにも、毎日炊き続けています。
薪でごはんを炊くことで、香り、旨み、粘りがちがうので、風味豊かなご飯が炊きあがります。パリパリのおこげができるのも釜炊きならでは。ご飯のお供がさらに味を引き立てています。ごはんは3杯までおかわりOK!
1人用の羽釜で炊くごはんがおいしいと評判。お米屋さんと相談して、その時期のおいしいお米を厳選。全ての定食で出される羽釜ごはんは、弱火で20分かけてじっくりと炊き上げ、あつあつの状態で提供されます。お茶碗に2杯分もあるのでボリューム満点。
福井県産の「コシヒカリ」。蓋を開けるとごはんの香ばしい香りが食欲をそそります。
一番人気「しずくの満足定食」。羽釜ごはん、週替わりの魚、竜田揚げ、小鉢、味噌汁、漬物とおかずも。
「土鍋で炊くと、お米本来の味が凝縮され、濃厚でコクが出るんです」と話す、店主の亀田ももさん。炊き込みご飯も同様に土鍋を使用し、その美味しさゆえに、おかわりOK!!(1回のみ。2杯目は白ごはん)。
メイン料理3種類から1つと、手作りのおばんざい8種類の中から3つを選びます。3階は座敷でのんびり。人気なので予約がベター。
土鍋で6号の米を炊くこと1日3回。しゃもじで出来立てをほぐすと、美しい湯気と、白ご飯独特の香りが広がります。
「おばんざいランチ」。この日は天ぷら盛り合わせをチョイス。おばんざいの器もとってもかわいいです。
和歌山県内の山里にある農家が、無農薬・減農薬で作るキヌヒカリ。一日の寒暖の差が大きい高地で育つから特においしいと評判で、三重県伊賀「土楽窯」特製の土鍋で一つ一つ炊き上げます。蓋を上げると、ふっくらつやつや。頬張れば感じる旨みと甘味。旬の食材を使った手作りの“おかず”と交互にいただけば、この上ない幸福感。
どうしたらおいしいごはんが炊き上がるのかを思って作られたという土鍋。お茶碗1杯少々の量。
「一汁三菜」。肉料理・魚料理・野菜のバランスが素晴らしい。また、みそ汁も正しく旨い
※撮影用に、お茶碗にごはんを先に盛っています。
※各都道府県が発表している外出自粛要請や都道府県間移動の自粛要請等をお守りいただき、お出かけの際は、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手洗いや消毒など、新型コロナウイルス感染予防の対策への協力をお願いします。
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