雑賀崎と和歌浦で注目のカフェ7選【和歌山】

地元の魚介を使った漁港のカフェめし

Café 海街日記

2023年春に誕生した、大阪から移住してきた夫婦が営むカフェ。料理には、雑賀崎漁港で水揚げされた魚介が使用されています。足赤エビ入りの「雑賀崎焼き」（単品500円、ランチ900円）は新たなご当地名物になる予感。ドリンクをテイクアウトして漁港や路地裏を散策してみて。

プリプリとした食感と濃厚な甘みの足赤エビがトッピングされた「足赤エビのスープカレーランチ」（1380円・1日10食限定）。アサリやイカなどのうま味がにじみ出たスープはほんのりスパイシー。

ほんのり甘酸っぱいざくろソーダにバニラアイスがのった「ざくろクリームソーダ」（550円）。香ばしいカラメルと甘～いホイップクリームに思わずにニンマリ「いちごケーキ」（500円）

ここは海外？異国情緒あふれる空間

Le Vogue（ル・ヴォーグ）1008

ヨーロッパの港町のようなたたずまいに心が踊るカフェ。外壁に描かれたカラフルな波のウォールアートが目印です。白を基調とする店内にはアンティーク家具などの調度品、ショーケースには定番のショートケーキや季節のタルトが常時約20種並びます（495円から）。

パティシエであるオーナーが作るスイーツはどれも繊細な美しさ。ランチタイムはオムライスやキッシュなども提供しています。

ホワイトソースのオムライス。パルジャミーノチーズがプラスされ、濃厚な味わい（サラダ付き、935円）。

石泉閣の邸宅はスペシャルティコーヒー専門店

80ESPRESSO WAKAURABASE（ハル・エスプレッソ・ワカウラベース）

新和歌浦の歴史ある料亭「石泉閣」の邸宅部分をリノベーションし、4月に移転オープンしたスペシャルティコーヒー専門店。オリジナルブレンドの奥深く香り高いエスプレッソに、スイーツや軽食も充実、アルコールもそろいます。土・日曜、祝日はモーニングもあり。

ワンちゃんと一緒に入店OKで、水飲み場も完備。同店の看板犬のぎんちゃんも出迎えてくれます。黒御影石の床、紀州青石の壁など「石泉閣」の面影を残しつつ、イマドキの洗練された店内。カウンターで注文して、自分で運ぶセルフサービススタイル。

カプチーノアイスやコーヒーゼリー、飴芋などに冷たいエスプレッソをかけていただく「コーヒージャポネパフェ」（1100円）。

ほろ苦い大人な味わい、和歌山県産の柑橘を使った「エスプレッソオレンジ」（730円）や炭酸のシュワシュワ感が爽快な「エスプレッソトニック」（730円）もあり。

「和」の美しい邸宅・庭園で味わう甘味

純喫茶 リエール

明治時代から続く邸宅を利用した喫茶店。建物は、陸奥宗光の従兄弟で、第2代農林大臣・岡崎邦輔の別荘。これぞ、日本の美！心がホッと落ち着く和の空間、風情を感じる日本庭園が出迎えてくれます。訪れる人の多くのお目当ては、サクサク食感の「ブリュッセルワッフル」。オープンから14：00までは、モーニングも提供しています。

「ブリュッセルワッフル」（800円～）。トッピングが多彩なので、気分に合わせて和にも洋にも。ワッフル＋ドリンクは、ドリンクが100円引き。

音楽×コーヒーで幸福度アップ！

コーヒーハウス 音工房

店内に年代物のジュークボックスが配置され、深みのあるサウンドが流れるカフェ。かつて音響の仕事をしていた店主がそろえた機器、整った環境で鳴り響くBGMにうっとり ！コーヒーの種類が豊富で、生豆の煎り方、挽き方によって異なる味わいが十数種類ラインアップ。選んだコーヒーは、備前焼の器で楽しめて、気に入れば豆の購入も可能。

「日替わりコーヒー」（500円）のお供にしたい「ケーキアラカルト」（500円）。手作りスイーツを少しずつ堪能できます。

日本とフィンランドをつなぐ雑貨店

KORVAPUUSTI（コルバプースティ）

「フィンランドの暮らしや文化を感じてもらいたい」と、店主が買い付けたヴィンテージの北欧食器、壁に飾る布地・テキスタイル、絵本などを販売するお店。カフェスペースでは、北欧のパン「セムラ」が味わえて、ゆったりとフィンランドの世界観を楽しむことができます。

北欧のスパイス・カルダモンが香るアーモンドペースト、生クリームを挟んだ「セムラ」（400円）。

ガラスや、植物をモチーフにした食器が約150点。店主自ら出版社を立ち上げ、現地の絵本の日本語版「風と出会う日々のこと」も販売中。ネット販売や北欧関連イベントも主催。

絶景を眺めながらキャンプ気分を堪能

じゃっきぃ

桜が咲くころから、10月末まで営業するコンテナカフェ。2023年はアウトドアメニューが登場。目の前に広がる海を眺めながら、ホットサンドやポップコーンを自分で作って楽しむことができます。夕日が沈む一番の“絶景タイム”に、のんびりと非日常な体験を。至福の時間を過ごしていると、台湾リスが遊びにくることも。出会えたらラッキー ！

“楽しくて、会話が弾むように”との思いからメニュー化された「チキンホットサンド」（1200円）と「ポップコーン」（500円）。

※掲載各店の判断により、営業形態や営業時間、メニュー等が変更されている場合があります