昭和歌謡で青春再び ぶらくり音楽祭をPR

歌碑のそばで「和歌山ブルース」を歌う宮本さん㊧

紀の国わかやま文化祭の地域文化発信事業の一環で、10月31日に和歌山市のぶらくり丁を舞台に開かれる「ニューレトロ!ぶらくり歌謡音楽祭」を盛り上げようと、11日、ぶらくり丁内の和歌山ブルース歌碑広場で、チケット発売記念イベントが開かれた。紀の川市の歌手・宮本静さんが、ぶらくり丁が歌詞に登場する「和歌山ブルース」の歌声を哀愁たっぷりに響かせた。

和歌山市の五つの商店街でつくる市中央商店街連合会の「和歌山ブルース歌碑プロジェクト」(川﨑博史代表)が主催。10月のイベントは歌謡文化の向上や地域の活性化を目的に、昭和歌謡を彩った「レジェンド歌手」として、「和歌山ブルース」で知られる古都清乃さんをはじめ、三田明さん、橋幸夫さんが出演。宮本さんら地元歌手も和歌山にちなんだ楽曲を披露する。

「和歌山ブルース」(吉川静夫作詞、吉田正作曲)は昭和43年に発売され、古都さんが歌って大ヒット。今も和歌山を代表するご当地ソングとして広く県民に親しまれている。

この日は、宮本さんと川﨑代表(79)による除幕で、イベントをPRする大看板(90㌢×180㌢)を披露。大阪府河内長野市の加藤和成さんのサックスの生演奏のもと、宮本さんが「和歌山ブルース」を歌い上げた。

川﨑代表は「レジェンドのお三方に来ていただくのに、本来は大きなホールが良いのでしょうが、『和歌山ブルース』はぶらくり丁を全国に発信してくれ、この商店街でやることに意味がある」と力を込める。

宮本さんはデビュー間もない頃、古都さんから激励をもらったエピソードを紹介。秋のイベントに向けて「古都さんはとってもキュートですてきな方。大先輩と同じステージに立てることは大変光栄ななこと」と話した。宮本さんが昨年歌手活動10周年を迎え、古都さんから着物を贈ってもらったといい「10月には、その着物でステージに立てれば」と意気込みを語った。

川﨑代表は「特に年配の方には、音楽を通じて激動ともいわれた昭和という時代や、青春をもう一度思い出してもらえればうれしい」と話している。

ぶらくり歌謡音楽祭は午後2時からフォルテワジマ4階ホールで開催。指定席7000円、自由席5000円。チケットは県民文化会館、和歌山市民会館、楽天チケットなどで取り扱っている。問い合わせは同プロジェクト(℡073・423・4655=火曜定休、午前10時~午後5時)。

また、9月18日と10月9日には同所2階で関連の記念講座を開催。地元歌手の沙門宏幸さんがアナログレコード盤や画像などを交え、昭和歌謡やぶらくり丁について語る。無料。定員各20人。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。