それぞれのスポーツ分野で活躍している、和歌山出身のアスリート7人。フリーマガジン「LiSM(リズム)」(和歌山リビング新聞社発行)の創刊20周年記念として行ったインタビュー記事で、誌面に入り切らなかったお話を「ロカルわかやま」で紹介しています。興味津々のインタビュー内容は、リンク先でご覧ください!
目次
- 1 陸上競技選手(青山学院大学)☆若林 宏樹 -Wakabayashi Hiroki
- 2 プロ野球選手(読売巨人軍)☆泉口 友汰 -Izuguchi Yuta
- 3 アメリカンフットボール選手(米コロラド州立大学)☆花田 秀虎 -Hanada Hidetora
- 4 セーリング選手(関西大学)☆赤松 佑香 -Akamatsu Yuuka
- 5 3×3プロバスケプレーヤー(ZIGExN UPDATERS.EXE)☆藤井 風太 -Fujii Fuuta
- 6 プロサッカー選手(ギラヴァンツ北九州)☆工藤 孝太 -Kudo Kota
- 7 プロ野球選手(東北楽天イーグルス)☆中島 大輔 -Nakashima Daisuke
陸上競技選手(青山学院大学)
☆若林 宏樹
-Wakabayashi Hiroki
2024年1月の箱根駅伝で5区山登りを快走、青山学院大学の総合優勝に貢献した若林宏樹選手。原晋(はらすすむ)陸上競技部・長距離ブロック監督から「山の神」ならぬ『若の神』と名付けられています。理由は「和歌山生まれの、若さあふれる若林」ということで。
動物は昔から大好き。小学校低学年の頃、アドベンチャーワールドに行ったこともすごく覚えているとか。
<プロフィール>
2002年9月3日生まれ、海南市出身。下津第二中学校から陸上競技を始め、洛南高校に進学。現在は青山学院大学3年生。箱根駅伝では、98回(1年生時)と100回(3年生時)に、5区の山登りを任された。
プロ野球選手(読売巨人軍)
☆泉口 友汰
-Izuguchi Yuta
大阪桐蔭高校、青山学院大学、NTT西日本といった野球界のエリート街道を経て、巨人に入団。即戦力として、2024年シーズンの活躍が期待されています。
巨人の水野雄仁スカウト部長から「社会人の中では、ナンバーワンショート」と評されました。春季キャンプでは1軍メンバーに抜擢され、出場機会を増やすためにセカンドにも挑戦中。
<プロフィール>
1999年5月17日生まれ、御坊市出身。幼稚園卒園と同時に野口少年野球クラブで野球を始める。大阪桐蔭高校3年時の選抜大会(2017年)で全国制覇。青山学院大学4年時にベストナイン。NTT西日本でプレーし、2023年秋のドラフトで巨人から4位指名を受ける。右投げ左打ち、背番号35。
アメリカンフットボール選手
(米コロラド州立大学)
☆花田 秀虎
-Hanada Hidetora
日本体育大学相撲部時代に「アマチュア横綱」になりながらも、アメリカンフットボールのプロリーグ「NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)」出場への夢が諦めきれず、渡米。
「大相撲でも横綱を目指せる逸材」と注目されていましたが、現在はNFL初の日本選手をになれるよう、猛チャレンジ中です。
<プロフィール>
2001年10月30日生まれ、和歌山市出身。小学2年生から相撲を始め、和歌山商業高校では「世界ジュニア相撲選手権」の無差別級で2連覇。日本体育大学に在学中の2020年12月、「第69回全日本相撲選手権」を制してアマチュア横綱に。2022年10月に大学を休学し、翌年アメリカ・コロラド州立大学に編入。2023年10月公式戦デビュー。185cm、130kg。
セーリング選手(関西大学)
☆赤松 佑香
-Akamatsu Yuuka
2024年1月にアメリカ・マイアミで開催された世界大会「スナイプ級ジュニア世界選手権」に日本代表で出場。五輪出場を目指し、邁進中。
幼い頃から練習していた場所は「和歌山セーリングセンター」(和歌山マリーナシティ)。和歌山の海でヨットに乗っていると、特に美しい自然を感じることができるそうです。
<プロフィール>
2003年9月12日生まれ、和歌山市出身。2020年8月、和歌山工業高校2年生の時に「JOCジュニアオリンピックカップ420級」優勝。卒業後は関西大学に進学し、2024年1月「スナイプ級ジュニア世界選手権」に出場。2人乗りに専念、現在はスナイプ級でスキッパー。
3×3プロバスケプレーヤー
(ZIGExN UPDATERS.EXE)
☆藤井 風太
-Fujii Fuuta
3×3グローバルプロリーグ「3×3.EXE PREMIER」主催のトライアウトに参加し、プロ契約を勝ち取りました。「3×3の楽しさをもっと和歌山の人たち知ってもらうために動きたい」と抱負を語ります。
プロバスケットボール選手として活躍しながら、モデル活動にも果敢にチャレンジ。「TGC(東京ガールズコレクション)WAKAYAMA 2024」のランウェイを歩きました。バスケ+モデルの二刀流!
<プロフィール>
2000年9月12日生まれ、和歌山市出身。小学校4年生でバスケを始め、明和中学校、桐蔭高校、大阪教育大学でバスケ部に所属。2022年、京都市を本拠地とする「ZIGExN UPDATERS.EXE(じげんアップデーターズ)」とプロ契約。
プロサッカー選手(ギラヴァンツ北九州)
☆工藤 孝太
-Kudo Kota
弱冠17歳で浦和レッズとプロ契約を交わし、2021年ルヴァンカップの対横浜FC戦で公式戦デビュー(浦和レッズ)。2024シーズンはギラヴァンツ北九州でプレーすることが決定した、数少ない和歌山県出身の現役Jリーガー。
和歌山は小学校時代の思い出だけ…と話しますが、やっぱりふるさと。南紀JSCの仲間は、今でも友だち。
<プロフィール>
2003年8月13日生まれ、田辺市出身。小学1年生の時に「南紀JSC」でサッカーを始める。浦和レッズジュニアユース、浦和レッズユース、2021年に2種登録選手としてトップチームに。ルヴァンカップで初出場。世代別の日本代表にも選出。2023年藤枝MYFC、2024年ギラヴァンツ北九州へ育成型期限付き移籍。左利き、DF(CB)。
プロ野球選手(東北楽天イーグルス)
☆中島 大輔
-Nakashima Daisuke
生まれたときからバットとボールを握るのが好き。甲子園に出場できることが絶対条件で、龍谷大平安高校へ進学。夢を果たし(2019年選抜ベスト8)、卒業後は東都リーグ2部だった青山学院大学に。練習も試合も“自分で考えて行動する”というスタイルで1部昇格に貢献、4年時はキャプテンに就任。春・秋リーグと全日本大学野球選手権優勝を果たした。
青学の同期からは、下村海翔選手が阪神に、常廣羽也斗選手が広島にそれぞれ1位指名。広島の新井監督が常廣選手への挨拶に青学を訪れた際、中島選手が楽天からちょうど指名され、歓声が上がったシーンが有名に。
<プロフィール>
2001年6月4日生まれ、日高川町出身。和歌山御坊ボーイズ、龍谷大平安高校卒業後、青山学院大学に進学。侍ジャパン大学日本代表主将を努め、日米大学野球選手権大会で優勝。2023年のドラフト会議で楽天イーグルスから6位指名。右投げ左打ち、外野手。背番号32。
株式会社 和歌山リビング新聞社 編集部