和歌山市和歌浦中にある人気店『純喫茶リエール』の2号店が、「和歌山市立有吉佐和子記念館」の1階に誕生。全国から記念館を訪ねる有吉佐和子ファン、ヘルシーな食事や絶品ワッフルを求める人たちで賑わっています。
根強いファンが通う
有吉佐和子記念館
和歌山市駅から徒歩4分の場所にある「和歌山市立有吉佐和子記念館」。有吉佐和子氏(1931-1984)は和歌山市出身で、没後も根強いファンがいる小説家です。
同館の見学は無料で、当時の間取り図など、ファンにはたまらない品々が並んでいます。
公園の前に建っており、窓の外からは元気な子どもの声が聞こえてきますよ。
また、同館では毎週お花屋さんにお花を注文しており、季節ならではの美しい花々が活けられています。それを楽しみに通うお客さんもいるそう。
同館内にある『純喫茶リエール』を訪れれば、有吉佐和子氏が作品作りをしていた当時のような、上品で落ち着く空間を楽しむことができます。
身体に優しいが詰まってる!
「紀の川定食」
同店で人気のランチは、一汁三菜で季節の野菜をふんだんに使った「紀の川定食」(1200円)。その時々で手に入る食材を使用しているため、メニューは日替わりです。
サクサク衣のチキンカツは、胸肉とは思えないほどしっとり柔らかで、ヘルシー。春菊のおひたしは、春菊の心地よい苦味とシャキシャキ感が、えのきの甘味と爽やかな味付けで絶妙なバランスです。
醤油と砂糖で甘辛く煮込まれた肉豆腐は、食欲をそそりご飯が進みます。れんこんの酢の物で、口の中をさっぱりに。
鯛めしは、身の詰まったタイの甘味と魚の塩味がたまりません。汁物である鮭のかす汁には、お肉も入っており、具材がゴロゴロ。お汁にも鮭の風味が溶け込み、たっぷりとした旨味を感じられます。大満足のランチでした。
ワッフルが見えないほどの
クリーム&フルーツ
おやつ時に訪れた際、ぜひ注文してほしいのは、「フルーツワッフル(アイス付)~季節のフルーツ盛り合わせ~」(1200円)と「アイスレモンティー」(600円)。
中にあるワッフルが見えないほど、ホイップや果物が盛りに盛られています。ホイップは甘さ控えめで、フルーツの甘味をほどよく引き立てています。キウイやイチゴ、ネーブルオレンジに、バニラアイス。ワッフルはふんわりとしながら、口に入れるとしゅわっと消えていくよう。レモンティーといただくことで、よりすっきりと味わえますよ。
『純喫茶リエール 有吉佐和子邸』では、7月にあら川の桃を使用したパフェや、ぶどうのパフェを企画中とのこと。ぜひチェックしてみてくださいね。
名称 | 純喫茶リエール 有吉佐和子邸 |
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所在地 | 和歌山県和歌山市伝法橋南ノ丁9 |
電話番号 | 073-488-9881 |
営業時間 | 10:00〜16:00(OS15:30 ※ただしランチは14:00まで) |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | あり |
@lierre_ariyoshitei |
名称 | 和歌山市立 有吉佐和子記念館 |
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所在地 | 和歌山県和歌山市伝法橋南ノ丁 |
電話番号 | 073-488-9880 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 水曜(祝日の場合は開館し、翌日休み)、 年末年始(12月30日~1月3日) |
駐車場 | あり |
web | https://www.ariyoshi-sawako.jp/ |
パン・スイーツ狂いの和歌山取材ライター。パンや甘いモノをこよなく愛しています。5歳の子どもがいるシンママで、ロゴデザイナーとしても活動中。人の想いを深くお伺いすることが得意。食べ物が美味しそうに見える体型をキープしているため、取材中は店主さんが心を開いて話してくれます。