勝浦漁港「にぎわい市場」でマグロ三昧【和歌山県那智勝浦町】生まぐろフェス開催!
「生マグロ水揚げ日本一」で知られる和歌山県那智勝浦町。マグロが水揚げされる、勝浦漁港市場と同じ敷地にある「にぎわい市場」は、マグロの直売と食が楽しめるテーマパーク。地元ならではの生マグロの魅力を一挙公開。2025年1月26日~2月1日は「生まぐろフェス」開催!
目次
延縄(はえなわ)漁法による生まぐろの水揚げ量日本一!!!
勝浦漁港
和歌山県南部に位置する那智勝浦の勝浦漁港。延縄漁法における生まぐろの水揚げ高、日本一を誇ります。近海で獲れたマグロは、深夜から水揚げされ、明け方近くには威勢のいい掛け声とともに始まる“入札”を経て、全国へと素早く届けられます。
延縄(はえなわ)漁法って?
マグロの獲り方には巻き網漁法と延縄漁法があります。「巻き網漁法は大きな網を広げて獲る漁法で、まさしく一網打尽。一度に大量の魚を獲ることができますが、稚魚なども根こそぎ獲ってしまいます。一方、延縄漁は長さ100㎞前後の網に付けた2000本程度の釣り針で釣り上げる漁法で、一本釣りのようなもの。SDGsな漁法として注目を集めています」と勝浦市場・市場長が話してくれました。
にぎわい市場
豪快に食べて過ごせるマグロ天国!
勝浦漁港市場と同じ敷地にある「にぎわい市場」。競り落とされた生マグロがすぐに店頭に並ぶから、新鮮さはピカ一。
市場内は、地元の食材を使った飲食ブースと地元特産品を販売する直売コーナーを兼ね備えています。獲れたて新鮮なマグロをふんだんに使ったマグロ丼、握り寿司はもちろん、漁港ならではの漁師飯や鹿、猪、クジラのジビエ、スイーツ、そしてマグログッズまで多彩に揃います。
必食!市場グルメ
鮪の脇口
勝浦漁港の仲介企業「脇口水産」直営店の一つ。同社のオリジナルブランド“もちまぐろ”を使った丼を販売。「本日の鮪丼」はその日のおすすめの赤身やヅケがのったお得なメニューで売り切れ必至。
キハダやメバチ、ビンチョウなどマグロの種類はその日のおすすめをチョイス。赤身のヅケやたたきなど、どれも肉厚でボリューム満点のにぎわい市場イチオシの丼!
志びる、
マグロのメンチカツやソースカツなど、アレンジメニューが人気のお店で、クラフトビールや地酒も販売。揚げたてのマグロの唐揚げなんかを頬張りながら、“ちょっと一杯”という楽しみ方もできます。
雑賀屋
マグロ以外のメニューも充実しているお店。鶏のから揚げ、豚の角煮、県外からのお客さんは和歌山ラーメンを注文。数量限定のお弁当も評判。
まるぐろ
盛り合わせだけでなく、2貫からお好みのにぎりを出してくれる鮨専門店。メカジキやクジラといったネタが用意されている日もあり、見かけたらぜひ注文してみて。
その日に水揚げされたばかりのマグロから、にぎりに最適な部位をネタにした盛り合わせ。勝浦の生まぐろならではの贅沢な食感に大満足!
屋外のウッドデッキで潮風に吹かれていただきます!
店内でも飲食スペースはありますが、気持ちのいい日はぜひ、屋外のウッドデッキスペースで。観光船が行き交う勝浦湾を眺めて、潮風に吹かれながらいただきたいものですね。
もちろんお土産も忘れずに。マグロの希少な部位からマグロの頭まで揃っています。施設の奥にあるイベントスペースでは、生マグロの解体も見られます。まさにマグロ尽くしの1日を過ごせる市場なのです。
足湯で気軽に温泉気分
併設されている、勝浦温泉の足湯「海の湯」へ。漁港を眺めながら、ほっこりしながら温まれます。無料のうえ、手湯や更衣室も設置されているので、時間がなくても気軽に温泉気分に浸れます。もちろん無料。
生まぐろフェス開催!
生まぐろを思う存分楽しむ一週間
1月26日(日)~2月1日(土)
那智勝浦町で30年続いてきた“まぐろ祭り”。2024年から“生まぐろフェス”としてグレードアップして生まれ変わり、2025年も開催されることが決定しました。
1月26日(日)~2月1日(土)の1週間、那智勝浦町内各店舗で実施されます。
まずは「なちかつクーポン」を購入してお得に食事や買い物を楽しみましょう。また、クーポン券に付帯される「なちかつクーポンスタンプラリー」で、ハズレなしの抽選会、同時開催される夜イベント「なちかつはしご酒」にもぜひ参加を。
名称 | 勝浦漁港にぎわい市場 |
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所在地 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-12 |
電話番号 | 0735-29-3500 |
営業時間 | 8:00~16:00(飲食OS15:30) |
定休日 | 火曜 |
web | https://nigiwaiichiba.com |
@katsuuragyokou_nigiwaiichiba |
※掲載各店の判断により、営業形態や営業時間、メニュー等が変更されている場合があります。
「LiSM2024年1月号」(和歌山リビング新聞社発行)を元にしており、2024年12月中旬確認のデータになります
和歌山で生まれ和歌山で育ち、数年九州で生活するも、和歌山が好きすぎて夫を連れて戻ってきた。5人の子供たちと毎日賑やかに過ごす兼業主婦。ツイッター民、オンラインゲーム、海外ドラマ、心霊動画好きの根暗、大雑把な性格。ずっと何か食べてる。