お客さんとの距離が近い迫力のエンタメ「マグロの解体ショー」が、和歌山マリーナシティと海南サクアスで体験できます。目の前でさばかれた新鮮なマグロの各部位の即売も醍醐味(だいごみ)。
目次
和歌山マリーナシティ 黒潮市場
お客さんとの距離感が近い迫力のエンタメ!
和歌山におけるマグロの解体ショーの草分け的存在なのが、和歌山マリーンシティにある黒潮市場。それもオープン以来、30年に渡って、ほぼ毎日、土・日曜、祝日だと1日に3回、開催されているというから驚きです。
勝浦や串本など基本的に和歌山産を中心に、上質なクロマグロを1本丸ごと仕入れ、お客さんの目の前でさばいて、刺し身やブロック、お寿司にして販売しています。
解体ショーが終わるや否や手際よく握られてお寿司になった「中トロ握りセット」。分厚く切られたネタは、赤身のうまさとトロの甘みのいいところどり!
滑らかな舌触りととろける脂はさすがの生まぐろ。大トロ、中トロ、赤身がドーンと大迫力。和歌山対局の「勝負めし」に選ばれた逸品です。
名称 | 黒潮市場 |
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所在地 | 和歌山県和歌山市毛見1527 |
電話番号 | 073-448-0008 |
営業時間 | 季節により変動(公式HP参照) |
定休日 | 不定休(公式HP参照) |
web | https://www.kuroshioichiba.co.jp/ |
@kuroshio_wakayama |
道の駅 海南サクアス
マグロ一筋40年の職人が軽快にさばく!
「農作物ではなく、これほど多くの魚介類を販売する道の駅は全国的にも珍しいと思います」と語るのは、海南サクアスでマグロをさばく和泉さん。
「海南市には5つの漁港があり、それらの漁師さんから直接仕入れているので、店頭に並ぶ魚はどれも新鮮で安いと評判。しかし一番人気は2024年5月から始めたマグロ解体ショーでさばくマグロです。ブロックや刺し身、寿司にして格安で販売したところ、あまりにも評判が良く、毎日開催することになりました」。
マグロ以外にも、近海魚や人気のサーモンを豪快に乗せた「海鮮丼」は売り切れ確実の人気メニュー!
新鮮な刺し身とイワシのフライに、ごはんやみそ汁、香の物が付いた「刺身定食」はボリューム満点でこの値段。
名称 | 道の駅 海南サクアス |
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所在地 | 和歌山県海南市下津町小南51-1 |
電話番号 | 073-492-1093 |
営業時間 | 9:00〜17:00 (解体ショーは毎日12:00~) |
定休日 | 年中無休 ※年末年始を除く |
駐車場 | あり(152台) |
web | https://sakuas.com/ |
@kainan_sakuas |
マグロの部位
マグロの赤身にはDHAやEPAが豊富で、美容や健康にいいスーパーフィッシュと言われています。
おすすめのマグロの食べ方
魚を三枚におろしたあとの中骨の部分が“中落ち”。脂はそれほどありませんが、赤身の中に濃厚な味わいがあります。
ワサビには殺菌と臭みをとる効用がありますが、ワサビの味でまぐろの味がわからなくなります。そのため地元の人たちは一味しょうゆで食べているそうです。ピリッとした辛さがうま味を引き締め、生まぐろそのものの香りや味が楽しめます。
地元では「トンボシビ」とも呼ばれるビンナガ(ビンチョウ)は、他のマグロに比べて味があっさりしているので、焼き塩と柑橘でいただく握りずしがおすすめ。
株式会社 和歌山リビング新聞社 編集部