HOME 特集 【和歌山県】アジア香る「スパイスグルメ」&エスニックな「スパイス居酒屋」を楽しむ!

和歌山でスパイス料理を楽しむならここ!スパイスカレーやアジア料理、アーユルヴェーダの健康ごはんなど、個性豊かなランチから夜飲みにぴったりな居酒屋まで厳選8店を紹介。田辺市、紀の川市、和歌山市など、地元で話題のスパイスグルメが集結。2025年注目のグルメスポットで、美味しい刺激を体験してみませんか?

食堂 ハナビー【田辺市】

スパイスカレー店から食堂に
アクセントが潜む定食が誕生

「ミシュランガイド和歌山2022」で紹介された、紀南のスパイスカレーの草分け的名店が、2025年3月、スパイス食堂に。「麻婆豆腐」「トンテキ」「からあげ」など、一見定食屋のオーソドックスな品がメニューに並びますが、そこはさすが元スパイスカレー店。各メニューに絶妙な“スパイス感”が潜み、店主の味覚センスが生きています。

「四川麻婆(マーボー)豆腐定食」(1300円)は、独自にブレンドした豆板醤(とうばんじゃん)や山椒(さんしょう)の良さを引き出しつつ、後に残らない辛さが人気。

「本日のカレー」(1100円)。写真は「牛ホルモンときのこのカレー」と「干しエビ入りキーマ」のあいがけ。和だしに10種のスパイスが溶け込むサラサラ系。

名称 食堂 ハナビー
所在地 和歌山県田辺市下万呂578-1 地図
電話番号 080-5316-2507
営業時間 11:00~OS19:30

定休日 火・水曜
駐車場 あり
Instagram @shokudo_hanabee
関連記事

cafe mulino(ムリーノ)【紀の川市】

スパイスコーディネーターが
本場の味を一皿に再現

レモングラスやターメリック、コリアンダーなど日本人もなじみ深いスパイスやハーブを使ったインドネシア料理。「風味が強すぎず、スパイスが苦手な人でも食べやすいですよ」と、同国に在住経験のある立畑さん。6月5日(木)にはハーブ料理教室を開催。申し込みはインスタから。

javajavaのオーナーでスパイスコーディネーターの立畑千賀子さんがプロデュースする「野菜で旅するランチプレート」が人気。世界の料理を月替わりで提供、6月16日(月)まで「インドネシアのナシチャンプル」(1650円)がいただけます。かんきつフレーバーのハーブや消化を助けるスパイスのパワーで、来たる猛暑を爽やかに乗り切って。

名称 mulino(ムリーノ)
所在地 和歌山県紀の川市平野927(ファーマーズマーケット紀ノ川ふうの丘内) 地図
電話番号 0736-75-9077
営業時間 11:00~17:00(OS16:30)
ランチは11:00~14:00
予約は11:00限定
定休日 火曜
駐車場 あり
Instagram @cafemulino

Roji CAFE(ロジカフェ)【和歌山市】

台湾、韓国、中国、タイ…
異国ごはんの良いとこ取り

「子どもからお年寄りまで、みんながおいしく食べられるごはん」をモットーに、和洋折衷、多国籍なメニューがそろう古民家カフェ。

タイのホーロー皿に、5カ国以上のアジア料理が盛り付けられた「ロジのアジアンプレート」(1958円)も、日本人の味覚に合わせてスパイスは控えめ。異国ごはんの“良いとこ取り”がかなう一皿。

スパイス5種がブレンドされた五香粉(ごこうこ)に漬け込んだ鶏肉をカラッと揚げた台湾の「大鶏排(タージーパイ)」をはじめ、タイの「ガパオライス」、韓国の「チヂミ」、中国の「麻婆豆腐」など6種類。ミニスープ付き。

名称 RojiCAFE(ロジカフェ)
所在地 和歌山県和歌山市田中町5-1-2 地図
電話番号 073-424-7363
営業時間 12:00~15:00
18:00~20:00
定休日 火曜
駐車場 なし
Instagram @rojicafe

and,Amrita(アンド・アムリタ)【紀美野町】

スパイス×旬の食材で織りなす
アーユルヴェーダの6つの味覚

スリランカで3年間、現地の味を学んだ店主・山下千朝さん。「いいスパイスは生命力にあふれていて、香りだけでも違いは歴然」と語る彼女が手掛けるランチプレートは、五感を刺激し、好奇心をそそる一皿です。オーガニックスパイス×旬の野菜・魚介で、アーユルヴェーダの6つの味覚(甘味・酸味・塩味・辛味・苦味・渋味)を巧みに表現します。

スリランカ、南・西インド、タイ…と、毎月テーマが変わる「アジアのランチプレート」は、ドリンク付きで1950円〜。写真は「南インド香るスパイスプレート」で、スパイスの炊き込みごはんやエビのラッサムなど5種類が一皿に。「ビーツのフムス」「レンコンのクローブ炒め」など、デリの販売もあり。

名称 アンド アムリタ (and Amrita)
所在地 和歌山県海草郡紀美野町西野688-3 地図
電話番号 073-497-8656
営業時間 11:00~16:00
定休日 不定休(インスタグラムで確認を)
駐車場 あり
web https://amritazl.com/pages/and-amrita
Instagram @and_amrita

熱帯酒場【和歌山市】

スパイス・ハーブ・香辛料 !
アジアの屋台グルメ、ここにあり

アジア各国を旅し、現地の屋台で作り方を教わったという店主・西中宏さんが作る料理は、スパイスやらハーブやら香辛料やらで、とにかく“アジアの香り”がプンプン。が、きちんと万人ウケするように計算されているので、“異国のお初の味”でも、すんなり喉を通ります。エモい外観とザ・アジアな店内で、朝から晩までウエルカム。

「ゴリゴリキーマのとろとろチーズオムレツ」(800円)。

写真左/「バインチャンチュン」(580円)はベトナム民の酒のアテでおやつ。鶏ジャーキーとライスペーパーをピリ辛ラー油で。写真右/目玉焼きや野沢菜でジャパナイズされた「日式魯肉飯」(830円)。

アジアンビール(630円)、「パクチニストノパクチーサワー」(600円)。

異国感あふれる店舗の隣で、「珍珍屋台餃子」(金・土曜19:00~翌2:00、雨天休み)も営業中。

名称 熱帯酒場
所在地 和歌山県和歌山市美園町2-8 地図
電話番号 073-488-2149
営業時間 8:00~深夜0:00(OS23:00)
定休日 木曜
Instagram @nettaisakaba

Spice Food and Bar M3号 【和歌山市】

スパイスフルでファンキーに
おつまみもおもてなしも

2024年10月に「週末営業のスパイスごはん」から「夜営業のSpice Food and Bar」にスタイルを変更。「お水を飲みながらスパイスカレーで満腹になるのではなく、お酒をたしなみながら、いろいろなスパイス料理を味わってもらいたくって」と、オーナーyu-curryさん。多国籍な料理とお酒で、“番長 ! マスター”とおもてなし。

夏こそ食べたい「薬膳火鍋」(1人2800円、注文は2人前以上で要予約、1日1組限定)。野菜・きのこ類と〆のごはん付き、ポークは+500円。

ベトナムのウォッカ「ルアモイ」は炭酸割りかロックで(660円)。海外ビール(700円)。

写真左/ャットマサラのパンチにレモン果汁が爽やかな「パパドサラダ」(800円)。
写真右/頬張れば、口中にタイの香りが !「トムヤムクン唐揚げ」(700円)。

名称 Spice Food and Bar M3号
所在地 和歌山市田中町5-3-13 地図
電話番号 050-8880-9875
営業時間 18:00~深夜0:00くらい※土・日曜は昼飲み営業日もあり(ワンドリンク制11:00~)
定休日 火・水曜、その他臨時休業あり(インスタで確認を)
Instagram @emu3gou

spice dining LABO (スパイスダイニングラボ)【和歌山市】

ランチも飲みも夜カフェも
スパイスで始まりスパイスで〆る

ちまたで名の知れた料理人であり、飲食店プロデューサーでもある濱慶太郎さんが、最近、興味を持って研究しているというスパイスを、“もっと日常に”と立ち上げた「スパイスダイニング」。昼はカレーランチ、夜はお酒に合うスパイス料理を提供し、金・土曜は翌2:00まで夜カフェ&バー営業。スイーツにもさりげなくスパイスのエッセンスが。

日本人好みの甘辛い味に程よく中華系スパイスをプラスした「八角香る豚の角煮」(900円)。

「シナモン梅酒」(600円)や「カルダモン焼酎」(500円)など、アルコールもスパイス攻めで !

写真左/「ひよこ豆の中東風コロッケ」(650円)は、中東料理を食べたことがなくても「あ~、これが中東の味なんだ~」って納得(笑)。
写真右/スパイスで風味を加えたサラダチキン入りの「海老とパクチーの生春巻き」(800円)。

名称 spice dining LABO (スパイスダイニングラボ)
所在地 和歌山県和歌山市十番丁48-1 地図
電話番号 050-8884-8465
営業時間 11:30〜14:30(OS14:00)、17:00〜22:00(OS21:30) ※金・土曜は夜CAFE&BAR21:30~翌2:00
定休日 日・月曜
Instagram @spice.dining.labo

Chum Bucket(チャムバケツ)【岩出市】

スパイスを魔法のように操り
オリエンタルな味わいに昇華

料理にもお酒にもこだわり、オリエンタルな雰囲気を醸し出す創作料理店。オーナー・島本侑来さんは、まるで魔術師のようにスパイスを操り、マスタードやソース類も手作りして、多国の料理を自在にアレンジしています。和歌山県でたった2店舗のサッポロビール公式「ザ・パーフェクト黒ラベルアワード2024」受賞店というのも誇り。

「タコス」(980円)に使うスパイスミックスは、10種類以上をオリジナルブレンド。

メキシコ生まれのビアカクテル「ミチェラーダ」とともに(メニューにないけど、注文可)。

左/「毛沢東チキン」(880円)は、辛味と香ばしさ、ザクザク感が美味な「毛沢東スパイス」だけでビールが飲める !
右/“みんな大好きナポリタン”とはひと味違う「大人のナポリタン」(1200円)。

名称 Chum Bucket(チャムバケツ)
所在地 和歌山県岩出市野上野431-1 地図
電話番号 080-9160-3433
営業時間 18:00~23:00
定休日 木曜、第2水曜
web http://wawawa.info/archives/shop/1240
Instagram @chum_owner

※掲載各店の判断により、営業形態や営業時間、メニュー等が変更されている場合があります。
「LiSM2025年6月号」(和歌山リビング新聞社発行)を元にしており、2025年6月中旬確認のデータになります