

和歌山のクラフトビール11選 ブルワリーもビアバーも土産店も
イチオシの記事
かつて地ビールと呼ばれたクラフトビールは、今は旅の目的だったり、楽しみだったりしますよね。みかんや山椒など和歌山の特産品を原料に使ったり、名水にこだわったお土産・ギフトにも和歌山のクラフトビールを紹介します。ブルワリー、タップルーム、ドラフトビール提供店、土産物店を網羅!
目次
- 1 【和歌山県橋本市】神野々麦酒醸造所Konono BEER
- 2 【和歌山県高野町】高野山のビール「天空般若」「天空高野」
- 3 【和歌山市】和歌山ブルワリーAGARA CRAFTアガラクラフト
- 4 【和歌山市】みその商店街を照らす三日月ブルワリー
- 5 【和歌山市】世界初の米麹ビールORYZAE BREWINGオリゼーブルーイング
- 6 【和歌山県海南市】平和酒造平和クラフト
- 7 【和歌山県有田市】encounterエンカウンターアリダノクラフト
- 8 【和歌山県有田川町】BLUEWOOD BREWERYブルーウッドブリュワリー
- 9 【和歌山県有田川町】NOMCRAFT Brewingノムフラクトブリューイング
- 10 【和歌山県田辺市】VOYAGER BREWINGボイジャーブルーイング
- 11 【和歌山県白浜町】Nagisa Beerナギサビール
- 12 クラフトビールが飲めるお店飲みに行きたいお店
- 13 和歌山のクラフトビール買えるお土産店
【和歌山県橋本市】
神野々麦酒醸造所
Konono BEER
温泉施設「ゆの里」運営
「月のしずく」でビール

和歌山県橋本市にクラフトビールの新たなブワリー「神野々(このの)麦酒醸造所」が2024年12月に誕生。和歌山県紀北エリアでは名の知れた、お水に定評のある天然温泉施設「ゆの里」が運営している醸造所で、高野山麓に湧く温泉水「銀水」と無菌の地下水「金水」をブレンドしたミネラルウォーター「月のしずく」が仕込み水に使われています。

年間7万リットル醸造できる設備を備え、「ペールエール」「ベルジャンホワイト」「ゴールデンエール」の定番3種類の他、「ポーター」「ヘイジーIPA」など限定醸造もしていて、これからどんどん新しいビールづくりにチャレンジしてくそうです。
ビアパブ「Konono BEER STOP」併設

醸造所には、樽生ビール&食事が楽しめるビアパブ「Konono BEER STOP(コノノビアストップ)」が併設。「Konono BEER」をタップから注がれる樽生で味わうことができ、常時6種類が用意されています。新作ビールができるたびにラインアップが入れ替わっていくので、最新情報はインスタグラムでチェックしてね。

クラフトビールの価格はレギュラー858円~、パイント1210円~、3種飲み比べセット1320 円。「ドリンクチケットキャンペーン」(3杯2200円)という、レギュラーサイズビールをお得に3杯楽しむメニューも。1杯550円で飲める10枚綴りのビール回数券も5500円で販売中です。

ボトルビールはぜひお土産に。まだまだ橋本市まで行かなければ、手に入りにくいビールなので、ビール党のお友達へのプレゼントにおすすめです。「ペールエール」「ベルジャンホワイト」「ゴールデンエール」は各770円。「ポーター」は770円、「ヘイジーIPA」は880円。3本購入すると専用BOXに入れてくれます。温泉施設「ゆの里」でも購入可。

マスターブルワーが手動式のソーセージメーカーでフランクフルトを一本一本手づくりする「kononoドッグ!」(1078円、サラダポテトセット+220円)や、13種のスパイスを配合した「神野々コーラ」(748円)など、食事&ノンアルコールドリンクも充実しているので、ランチ使いにもぜひぜひ。
温泉あり、宿泊施設あり
泊まって湯上りビールを

温泉施設「ゆの里」は、「神野々麦酒醸造所」だけでなく、カフェやパン工房、食品加工場、完全無農薬栽培のファームなども展開。お水の研究所まで完備されています。
さらに、醸造所の目の前には、お水の宿「このの」があり、泊まって温泉&ビール三昧という楽しみ方もできてしまいます。また、橋本駅⇔ゆの里は、無料送迎バスが運行されているので(詳細はコチラ)、車に乗らずして日帰り入浴&ビールという“休日の過ごし方”もぜひぜひ。
湯上がりのクラフトビール、最高ですよ~。
名称 | 神野々(このの)麦酒醸造所 |
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所在地 | 和歌山県橋本市神野々906-1 ![]() |
電話番号 | 0736-33-1126 |
営業時間 | 12:00~18:00(OS17:30) ※金・土曜は21:00まで(OS20:30) |
定休日 | 火曜 |
駐車場 | あり |
@ konono_beer |
【和歌山県高野町】
高野山のビール
「天空般若」「天空高野」
高野山でしか飲めない
プレミアムなビール

弘法大師空海が開いた真言密教の聖地・高野山といえば、「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産にも登録されている、和歌山県では外せない観光スポット。寺院や宿坊ではなんとなくアルコールご法度のように思われがちですが、いえいえ、そんなことはありません。高野山でしか味わえないプレミアムなクラフトビール「天空般若(はんにゃ)」「天空高野」がつくられ、国内外から訪れる参拝客に好評です。
遊休耕地でホップ栽培
高野山金剛峯寺に奉納も




2018年に高野町や関係団体で「高野町クラフト般若協議会」が設立され、地元で農業を手掛ける企業「Agrisus(アグリサス)」や地域住民らの手によって、高野町富貴地区の遊休耕地を利用してホップを栽培。そのホップを使ったオリジナルビールが醸造されています。

手摘みの生ホップの香りがふくよかな「天空般若」は2019年に販売され、高野山内の宿坊や飲食店で提供中。高野山を訪れた人だけが味わえる稀少なビールとして、たちまち話題に。2025年には、高野山の霊木「コウヤマキ」を風味づけに使った姉妹品「天空高野」も誕生しました。


「天空般若」「天空高野」は高野山真言宗総本山金剛峯寺に奉納され、高野町のふるさと納税の返礼品にもなっています。「天空高野」は販売元「Agrisus」のオンラインショップ(https://tenkuhannya.official.ec/)でも購入可。
名称 | 高野町クラフト般若協議会(事務局:高野町観光振興課) |
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所在地 | 和歌山県伊都郡高野町高野山636 ![]() |
電話番号 | 0736-56-2780 |
営業時間 | 8:30~17:15 |
定休日 | 土・日曜、祝日、年末年始 |
web | https://www.town.koya.wakayama.jp/ |
【和歌山市】
和歌山ブルワリー
AGARA CRAFT
アガラクラフト
AGARAは和歌山弁で
あがら=私たち

和歌山市の和歌山城近くと加太海水浴場の目の前の2カ所に工場を構える「和歌山ブルワリー」は、「AGARA CRAFT(アガラクラフト)」を醸造しています。「AGARA」というネーミングは、和歌山弁でいう「あがら」=「われら」「私たち」を意味し、公募で決まりました。
ラベルには、他にも「よーけ=たくさん」「あでよ=あら」など、地元の人たちはぷっと笑える、他府県の人にとってはさっぱり意味のわからない和歌山弁がずらりと羅列されています。「AGARA CRAFT」は和歌山県内のスーパーやコンビニなどにも流通しているので、見かける機会が多いのではないでしょうか。
和歌山城近くに
ホール併設ブルワリー

和歌山城一の橋から徒歩約5分、ビアホール併設のブルワリーで、2017年に「AGARA CRAFT」を製造をスタート。現在、こちらでは「バイツェン」「山椒エール」「ミカンエール」を生産。

もちろん、ブルワリーパブ「三代目」では、出来たてのビールをタップから注いで提供(715円~)。和歌山県内の他醸造所のクラフトビールもドラフトで飲め、ステーキから串焼き、一品料理とビールに合う料理も多彩なので、ベストペアリングを見付けてね! オーナーがもともと酒屋さんだったこともあり、日本酒も充実しています。
名称 | 和歌山麦酒醸造所 三代目 |
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所在地 | 和歌山市十一番丁54 ![]() |
電話番号 | 073-414-1231 |
営業時間 | 17:30~23:00(OS22:30) |
定休日 | 月曜 |
@wakayama3daime |
加太海水浴場目の前に
加太工場を新設

生産能力が追い付かず、大きな醸造タンクを備えた加太工場を2019年に新設。現在、加太工場では「ペールエール」「インディアンペールエール」「ゆずエール」「Hazy IPA」を生産しています。

加太工場にはタップルームが併設されていて、サーバーから注がれたビールが飲めます(700円~800円)。缶やボトルビールの購入も可(650円)。支払いは現金不可(クレジットカード、コード決済対応)なのでご注意を。

夏の暑い日に、海を見ながらキューっとビール! 最高ですよね。
原則営業日は土・日曜の11:00~16:00。夏場、加太海水浴場が海水浴客でにぎわう7月、8月は可能な限り平日も営業するとのこと。工場の前にのぼりがたてられていれば営業中。ただし、前の駐車場は海水浴客向けの有料駐車場で、和歌山ブルワリー加太工場の駐車場ではありませんので、ご注意ください。
名称 | 和歌山ブルワリー 加太工場 |
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所在地 | 和歌山市加太1624 ![]() |
電話番号 | 073-488-8311 |
営業時間 | 11:00~16:00 |
定休日 | 月~金曜 ※工場は無休 |
@agaracraft |
「和歌山」へのこだわり

「和歌山ブルワリー」では、その名のとおり、「和歌山」にこだわっていて、有田川町のぶどう山椒、龍神村や古座川町のゆず、和歌山が誇るブランドみかん「有田みかん」などを使用。地元の学生と酵母を開発したりもしています。また、和歌山県内の肥育農家や繁殖農家と連携し、ビールの醸造で出た麦芽カスを飼料化して、それを食べて育った和歌山のブランド牛「紀州和華牛」を、ブルワリーパブ「和歌山麦酒醸造所 三代目」で提供。まさに循環型社会ですね。

2023年の「メルボルン・インターナショナル・ビア・アワード」で複数の賞を受賞している「AGARA CRAFT」。三度の飯よりビールを好む“ビール女子”のワタクシのお気に入りは「Hazy IPA」。もともと苦味をがつんと感じるIPAが好きなのですが、こちらは苦味は控えめながら、ホップの香りが良くて、夏に飲みたいビールです。
「和歌山ブルワリー」では、150リットル~2キロリットルの醸造タンクを完備していて、OEM生産にも対応。個人でもオーダー可能で、自分だけのオリジナルビールもつくれます。最少ロットで、ボトル350本分なので、ホールインワン記念や結婚式用などにぜひぜひ。体験醸造も受け付けています。詳細はブルワリーに直接問い合わせを。
【和歌山市】
みその商店街を照らす
三日月ブルワリー
タップルーム併設
営業日は金・土曜

2024年11月に酒類製造免許を取得し、JR和歌山駅すぐ近くのみその商店街の中で、ビールをつくり始めた「三日月ブルワリー」。 えっ、こんな場所に?と思う商店街の一角の一店舗で、ビールを愛してやまないマスターが、研究に研究を重ねたビールを醸造しています。

本当に小さな小さなブルワリーですが、タップルームが併設され、金曜は20:00~、土曜は17:00~(第3土曜は休み)営業しています。みその商店街で「みそのマルシェ」が開催される第3日曜は12:00~16:00にオープン。
No.4がマスターの理想形
No.1は永久欠番

マスターが理想を追い求めた完成形が「ホッピーウィートエール」。「No.4ホッピーウィートエールvol.2」が完売し、さらに進化させた「No.5.ホッピーウィートエールvol.3」が登場。シトラホップのみを使用していて、小麦の甘み、柑橘系の良い香りが口いっぱいに広がる一杯で、“しっかりとした味わい”です。そこから足し算、引き算でつくられたのが、「No.3ウェストコーストIPA」と「No.2ゴールデンエール」(各700円、3種飲み比べ1100円)。「No.1」がないことが気になって尋ねると、修業中に他の醸造所でOEM生産した「No.1」は永久欠番なんだそう。ワタクシのお気に入りは「No.3ウェストコーストIPA」。3杯リピートしてしまいました。

ボトルビールも販売しています(600円)。
名称 | 三日月ブルワリー |
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所在地 | 和歌山市美園町5-5-1 みその商店街内 ![]() |
電話番号 | 090-6208-5760 |
営業時間 | 金曜20:00~23:00、土曜17:00~22:00 ※第3日曜みそのマルシェ開催日は12:00~16:00営業 |
定休日 | 日~木曜、第3土曜、他イベン ト出店などで休みあり(インスタで確認を) |
@mikazuki_brewery |
【和歌山市】
世界初の米麹ビール
ORYZAE BREWING
オリゼーブルーイング
和歌山市駅近くに
製造所と販売所

南海和歌山市駅から徒歩約6分の場所で、“グルテンフリービール”を製造している「ORYZAE BREWING(オリゼーブルーイング)」。通常、ビールは麦芽、ホップ、酵母を使用して醸造しますが、こちらは、世界初となる米麹を主原料とするライスモルトビールの開発に成功。2019年に醸造所と販売所を構えました。

米麹といえば、日本酒の主原料ですが、しっかりビールです。独自素材「オリゼーモルト(米芽麹)」を使った「Oryzae Malt Pale Ale(オリゼーモルトペールエール)」と「Parallels IPA(パラレルIPA)」、米麹と米、日本酒9号酵母で醸した発泡酒「JAPANESE WHITE No.9(ジャパニーズホワイトナンバーナイン」の他、限定ビールもあります。有機茶葉ときび砂糖だけで発酵させる「KOMBUCHA(コンブチャ)」も人気商品です。
ボトルビールを買って
店舗試飲のルール

店舗には、有料試飲コーナーもありますが、オープンは金・土曜の11:00~18:00(ビール・コンブチャの製造日、イベント出店で変更あり)。ボトルビールを購入した人は2杯までグラス生ビールが有料で試飲可能(1杯650円~)。そうでない人は、店前のベンチで、プラカップで味わえます。ただし、あくまで試飲であり、ビアバーではないため、「サクッと飲んでサクッと購入」が鉄則。ボトルで購入しておうちで楽しみましょう。
名称 | ORYZAE BREWING(オリゼーブルーイング) |
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所在地 | 和歌山市舟大工町3きのしたビル ![]() |
電話番号 | 非公開 |
営業時間 | 11:00~18:00(OS17:30) |
定休日 | 日~木曜、祝日(営業日はインスタグラムで確認を) |
web | https://oryzaebrewing.com/ |
@oryzaebrewing |



【和歌山県海南市】
平和酒造
平和クラフト
創業97年の蔵元が
クラフトビールを醸造

和歌山県海南市溝ノ口の蔵元「平和酒造」。気温、水、米と酒づくりに必要な条件が整った土地で、1928年に創業。戦時中の休業を経て、昭和60年代まで桶売りを中心とした蔵として活動していましたが、以降は、自社ブランド酒の開発・販売に力点を置き始めました。

そうして誕生した自社ブランド酒。「平和酒造」といえば、日本酒「紀土」、梅酒「鶴梅」が有名ですが、2016年にクラフトビール「平和クラフト」の販売をスタート。3年がかりでビールの醸造設備を整え、味を研究し、商品化しました。当初は「ホワイトエール」「ペールエール」の2種でしたが、「IPA」「PORTER(ポーター)」「HAZY(ヘイジー)IPA」「サワーエール」「山椒ゴールデンエール」と追加され、「レッドエール」は2022年の「ワールド・ビア・カップ」アイリッシュスタイル・レッドエール部門で金賞を獲得。ビール女子のワタクシのお気に入りは「山椒ゴールデンエール」。和歌山県が生産量1位の「ぶどう山椒」を使った爽やかな味わいで、飲みやすいビールです。
バー併設の直営
コンセプトショップ

「平和クラフト」は、南海和歌山市駅に直結する商業施設「キーノ和歌山」の2階にある、「平和酒造」のコンセプトショップ「平和酒店」で全種類購入可。こちらはバー併設で、タップから注がれる樽生の「HEIWA CRAFT」も味わえます。

日ごろ、日本酒や梅酒、クラフトビールをつくっている醸造家さんが、店頭で接客している日もあり、愛飲家にとっては、酒づくりのことをいろいろ聞きながら、お酒が飲める至福のひととき。「平和クラフトミニ3種飲み比べ」(1000円)、レギュラーサイズ(280ミリリットル)600円。日本酒、梅酒も飲めますよ~。リキュール「鶴梅夏みかん」を「ホワイトエール」で割ったビアカクテル「夏みかんエール」(700円)もおすすめ。支払いは現金不可(クレジットカード、コード決済対応)なのでご注意を。
「平和クラフト」の樽生は、こちらの「平和酒店」と、東京日本橋の「平和どぶろく兜町醸造所」、大阪なんばの「平和どぶろく難波醸造所」で味わえます。南海なんば駅、和歌山市駅で電車待ちの際にはぜひ樽生を!
名称 | 平和酒造 |
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所在地 | 和歌山県海南市溝ノ口119 ![]() |
電話番号 | 073-487-0189 |
営業時間 | 9:00~17:00 ※酒蔵見学不可 |
定休日 | 日曜、祝日 |
駐車場 | あり |
web | http://www.heiwashuzou.co.jp/ |
@heiwashuzou |
名称 | 平和酒店 キーノ和歌山店 |
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所在地 | 和歌山市東蔵前丁39 キーノ和歌山2階 ![]() |
電話番号 | 073-431-1178 |
営業時間 | 11:00~20:00(OS19:30) |
定休日 | キーノ和歌山に準ずる |
駐車場 | 立体・平面駐車場割引サービスあり(1店舗につき2000円未満で1時間、2000円以上の利用で2時間無料) |
web | https://www.heiwashuzou.co.jp/heiwasakeshop |
@heiwasaketen |
【和歌山県有田市】
encounter
エンカウンター
アリダノクラフト
クラフトビール&
コーヒー
有田市箕島の夜カフェ

和歌山県有田市のJR箕島駅から徒歩約5分。有田川のほとり、国道480号線沿いに2024年にオープンしたコーヒーとクラフトビールを楽しめる夜カフェ「encounter(エンカウンター)」。その立地と空間がなんともステキ。

木~土曜は16:00~深夜0:00、日曜は11:00~深夜0:00の営業。目の前を有田川が流れ、夕暮れ時にぼんやりとクラフトビールを片手にたそがれる――そんな非日常な時間が過ごせます。

有田市出身の店主が、和歌山県外に出て、建設コンサルタントの仕事でホップ栽培やビールづくりに携わり、Uターンしてまちづくり会社「まちタグ」を立ち上げ、お店を始めました。

有田川町の「NOMCRAFT BREWING(ノムクラフトブリューイング)」と「BLUEWOOD BREWERY(ブルーウッドブリュワリー)」のクラフトビールがタップから注がれる樽生で飲めるのは貴重。

銘柄は“樽替わり”で、両ブルワリーとも車で10分程度の場所にあり、ブルワーがそのときどきのおすすめのものを直接配達。3タップの残り1つは、店主が気に入ったビールを仕入れていて、来店するたびに異なるブルワリーの樽がつながれています。
オリジナルビールを
プロデュース

同カフェは、オリジナルビール「アリダノクラフト」をプロデュース。「ありだサマーエール」は「有田の夏をもっと楽しく」とつくられたシーズンクラフトビールで、じゃばら果汁でさっぱり。「みやはらビール」は有田市宮原地域で育てたホップでつくった、青みかん果汁のやさしい「セッションIPA」。「みのしまビール」は有田市箕島地域で育てたホップでつくった元気でやんちゃな「ヘイジーIPA」。どれも数量限定醸造で、「ありだサマーエール」は夏、「みやはらビール」と「みのしまビール」は有田といえばのみかんの時期=秋に解禁! 解禁後は樽生も開栓されます。楽しみですね‼
これらオリジナルビールの収益の一部は、地域に還元されます。

ボトルビールは和歌山県内外のブルワリー30種類以上(750円~)。もちろん、店内で飲めます。

ソファ席もあって、クラフトビール目的に来店する人もいれば、コーヒーとスイーツで夜カフェとして利用する人も。「フランスパンサンド」(600円~)や「ソーセージ」(600円)など、おつまみや軽食も提供。

「地域の人が気軽に立ち寄れる、地域の拠点をつくりたい」という店主の思いのこもったお店。店名の「encounter(エンカウンター)」には、「偶然」「出会い」といった意味があります。
名称 | encounter(エンカウンター) |
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所在地 | 和歌山県有田市箕島25-7 ![]() |
電話番号 | 080-2541-0322 |
営業時間 | 木~土曜16:00~深夜0:00、日曜11:00~深夜0:00(イベント出店や他業務で変更あり、インスタで確認を) |
定休日 | 月~水曜 |
@encounter_minoshima |
【和歌山県有田川町】
BLUEWOOD BREWERY
ブルーウッド
ブリュワリー
和歌山県産の特産物で
多種多様のビール

和歌山県有田川町、阪和道自動車道有田ICから車で約2分、JR藤並駅から徒歩約13分のところにある「BLUEWOOD BREWERY(ブルーウッドブリュワリー)」。「青木屋酒店」の店主が岡山県でビールづくりを学び、2017年からオリジナル商品を製造・販売。「ブルーウッド」というネーミングは、酒屋の屋号「青木」から。でも、店主は児島章さんといいます。

酒屋の店舗が工場兼直売所。バックヤードに醸造設備を備え、工場は小規模ながら、「有田みかん」をはじめ、ぶどう山椒や巨峰、レモン、梅、紀州備長炭など、和歌山県産の特産物を副原料に使った定番ビール、季節限定ビールをたくさんつくっています。

「ペールエール」「有田みかんエール」「備長炭スタウト」「有田山椒エール」「セッションIPA」は定番。

限定醸造の「キュウイエール」「ニッキコーラ」「アリダノコモン」。「いちごエール」「早摘みかんサワー」「巨峰エール」などなど…。店主・児島さんの手にかかれば、どんなものだってビールに(笑)。
酒屋兼工場兼直売所
ちょっとユニークな
冷蔵庫タップ

酒屋の店先で樽生ビールも販売。プラカップ小495円、大825円。グラウラー持参の量り売りにも対応(1リットル1485円)。店前のベンチで飲んだり、店先で店主と話をしながら飲んだり…。サーバーにつながれている樽生はそのときどきによって変わります。
しかし、よく見るとこのタップ、なんか変(笑)。そう、冷蔵庫に取り付けられているんです。冷蔵庫内で温度管理されている生樽とディスペンサーがホースでつながれているのは、酒屋さんならではのスタイルではないでしょうか。青木屋酒店のお隣の飲食店「Haru Haru 〜韓バル〜」でも、ドラフトビールを提供中。

冷蔵庫には、出来立てのボトルビールも冷えています。1本660円~。ボトルビールと生樽が一緒に冷やされている光景はめったに見られません! 和歌山ならではのビールを引っ提げて、県内外のビアフェスにも積極的に出店中。
名称 | BLUEWOOD BREWERY(ブルーウッド・ブリュワリー) |
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所在地 | 和歌山県有田郡有田川町天満67 ![]() |
電話番号 | 0737ー52ー3310 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | あり |
web | https://www.bluewood.beer/ |
@bluewoodbee |
【和歌山県有田川町】
NOMCRAFT Brewing
ノムフラクト
ブリューイング
保育所をリノベーション
THE LIVING ROOMでまちづくりに貢献

阪和自動車道有田ICから車で約5分、JR藤並駅から徒歩約40分。 和歌山県有田川町の田殿保育所跡地「THE LIVING ROOM(ザ・リビング・ルーム)」で、2019年から個性あふれるクラフトビールづくりをしている「NOMCRAFT Brewing (ノムクラフト・ブルーイング)」。「nom(飲む)」と「craft(クラフト)」を掛け合わせた「NOMCRAFT」は覚えやすいネーミング。個性あるクラフトビールづくりをしながら、「NOM文化(Nomcraftを飲む文化)」を広めたいと、有田川町のまちづくりにも貢献。

保育所の給食室をリノベーションした醸造所でビールを製造。2022年と2023年にタンクを新規増設して年間70キロリットルに生産量を拡大。さらに、2024年に仕込み釜、タンク、冷蔵設備を増強し、生産体制を年間200キロリットルまで広げました。和歌山県有田川町に移住してきたアメリカ人、イギリス人、ドイツ人、日本人のブルワーが、アメリカのポートランドやシカゴ、オーストラリア、ドイツなど世界各国での醸造経験を生かして、アメリカンスタイルのIPAやホッピーなビールを生み出しています。

創業当初はボトルビールで販売していましたが、現在は缶ビールです。ポップなラベルにユニークなでネーミングで、“ジャケ買い”する楽しさもありますが、まずは定番の「ノムクラフトラガー」「ノムクラフトIPA」を飲んでみて!「Dip Hop(ディップホップ)」 と呼ばれる製法でつくられた IPA「オクトパスキング」が、「JAPAN BREWERS CUP2024」のIPA部門第1位を獲得。その他、「アメリカンペールエール」「アメリカンIPA」「ヘイジー IPA」など各スタイルの中にも、さらにホップもアルコール度数も異なる種類があって、ブルワリーに行くたびに一期一会の出合いがあります。
名称 | NOMCRAFT Brewing (ノムクラフトブリューイング) |
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所在地 | 和歌山県有田郡有田川町長田546-1 ![]() |
電話番号 | 070-4211-5114 |
営業時間 | 10:00~17:00(ボトルショップ) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり |
web | https://nomcraft.beer/ |
@nomcraft.brewing |
カフェ&ビアバー
ゲストハウス
ベーカリーも“同居”

閉園になった田殿保育所は、地方創生プロジェクトで地域住民の意見やワークショップ、閉園イベントで集められたアイデアをもとにリノベーションされ、地域の人々が集うまちのリビング「THE LIVING ROOM」に生まれ変わりました。醸造所の隣にはカフェ&バー「GOLDEN RIVER(ゴールデンリバー)」があり、「NOMCRAFT」をはじめ、マイスター厳選のクラフトビールが樽替わりで常時7種類楽します。

クラフトビールはハーフ700円、パイント 1100円、フライト(クラフトビール4種飲み比べ)1600円。毎週木曜日は「ハッピー・アワー・デイ」で、ハーフは200円引き、パイント・フライトは100引きです。

ビールのお供には、アメリカンスタイルのハンバーガー(1100円~)やホットドッグ(1300円~)を。「フムス(野菜スティック)」(500円)や「フィッシュアンドチップス」(1000円)などおつまみも多彩。
ビールが苦手な人は、アメリカの有名なロースターのオリジナルブレンド「ポートランド・ロースティングコーヒー(Hot)」(550円)や窒素ガスを使った専用のサーバーから注ぐ「ナイトロ コールドブリューコーヒー(Ice)」(600円)をぜひ。
名称 | GOLDEN RIVER(ゴールデンリバー) |
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所在地 | 和歌山県有田川町大字長田546番地 ![]() |
電話番号 | 0737-53-3005 |
営業時間 | 11:00~22:00(OS21:00) |
定休日 | 火・水曜 |
@goldenriver01 |

「THE LIVING ROOM」には、保育所の教室がリノベーションされたゲストハウス「TADONO the bedroom(タドノ・ザ・ベッドルーム)」も完備。快適なカプセルホテルのようなドミトリーと、家族やグループでも利用できるキッチン、シャワー、トイレ付きのプライベートルームがあり、保育所らしさが残るかわいらしい遊び心のある空間で、クラフトビールの飲み比べや飲み放題付きの宿泊プランも用意されています。飲んで安心! 心行くまでクラフトビールが堪能できますね。
名称 | TADONO the bedroom(タドノ・ザ・ベッドルーム) |
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所在地 | 和歌山県有田郡有田川町長田546-1 ![]() |
電話番号 | 0800-805-1880 |
営業時間 | チェックイン16:00〜21:00(セルフチェックイン)、チェックアウト~10:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | あり |
web | https://www.tadono.com/ |
@tadono_the_bedroom_ |




「THE LIVING ROOM」の一室には、地元の人たちにも大人気のレトロかわいいパン屋さん「GRAND AVENIR (グランアヴニール)」もあります。

選び抜いた国産小麦を使い、中種・湯種でつくるやわらかくてもちもちのパンは、スイーツ系から惣菜系まで幅広いラインアップ。宿泊した翌朝の朝食に焼きたてパンを。
名称 | GRAND AVENIR(グラン・アヴニール) |
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所在地 | 和歌山県有田郡有田川町長田546-1 ![]() |
電話番号 | 0737-20-8471 |
営業時間 | 8:00〜15:00(売り切れ次第終了) |
定休日 | 月~水曜 |
駐車場 | あり |
@grand_avenir |



【和歌山県田辺市】
VOYAGER BREWING
ボイジャーブルーイング
鉄工所をリノベーション
「ボイジャー」の世界観

阪和自動車道南紀田辺ICから車で約5分、JR紀伊田辺駅から徒歩約35分。和歌山県田辺市のクラフトビール醸造所「VOYAGER BREWING(ボイジャーブルーイング)」。ブランド名は、NASAの惑星探査機「ボイジャー」が由来で、「VOYAGER」及び「VOYAGER BREWING」は商標登録されています。

もともと鉄工所だった建物を改装し、カナダからタンクなど醸造装置を輸入して製造ラインを設計。2016年からこの地でクラフトビールをつくっています。

2階フロアからは醸造スペースが一望できます。鉄骨造の空間にステンレス製のタンクが整然と並んでいるだけなのですが、どこかスペースシップのようでかっこいい~。
タップルーム併設
2階フロアは開放的空間

併設のタップルームでは、工場で樽詰めされたビールが、真鍮(しんちゅう)製のドラフトタワーから注がれます。おつまみなどの持ち込みOK。2階は広々としたテーブル席になっていて、グループ利用もできます。こちらのカウンターでは、持ち帰り用のボトルビールやグッズも販売。発送の手続きもできます。

カラメルモルトと柑橘系ホップの濃色エールタイプ「コパー」、ヨーロッパ産ピルスナーモルトとドイツ産ファインアロマホップの淡色エールタイプ「ゴールド」、ラシックスタイルのアメリカンインディアペールエール「IPA」。セッションスタイルの淡色系エールビール「スラスター」、スモーキーで芳醇な黒色系エールビール「ポーター」。

UKハーフ400円(IPA500円)、カップ600円(IPA700円)、UKパイント800円(IPA1000円) ボトルは451円~。「コパー」は、2018年の「ビアワングランプリ」ダークカラービール部門で部門賞を獲得。

筆者のワタクシ、ビール女子のお気に入りは「スラスター」。そして、こっそりとお伝えしたいのが、かわいい小瓶に詰められた「スモークドミックスナッツ」がめちゃくちゃおいしいということ。紀南方面へ出かける際には、このナッツを買うために立ち寄るほどです(笑)。もちろんビールもゲットしますけど!
名称 | VOYAGER BREWING(ボイジャーブルーイング) |
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所在地 | 和歌山県田辺市上の山1-9-20 ![]() |
電話番号 | 0739-34-3305 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 火曜 |
web | https://voyagerbrewing.co.jp/ |
@voyagerbrewing |
【和歌山県白浜町】
Nagisa Beer
ナギサビール
地ビール時代から
和歌山クラフトビールの
草分け的存在

まだ「地ビール」と呼ばれていた時代、1997年から和歌山県白浜町で四半世紀にわたり「Nagisa Beer(ナギサビール)」を製造販売。和歌山県のクラフトビールの草分け的存在で、全国的に名の知れたメーカーです。

工場は、紀勢道南紀白浜ICから車で約10分の白良浜や温泉宿が集積するの白浜町の海沿いの高台にあり、工場見学(無料)もできます。仕込み水には地元の名水「富田の水」が使われ、4種類のスタンダードビール「ペールエール」「アメリカンウィート」「IPA」「みかんエール」と、季節ごとに限定ビールがつくられていて、「インターナショナルビアカップ」や「ワールドビアアワード」で数々の賞を受賞。

工場にはボトルビールとグッズが購入できる売店があり、ドラフトビールがテイスティング(有料)ができるカウンターバーも併設されています。


テイスティングは、グラス200ミリリットル360円、400ミリリットル680円。4種テイスティングセット(各150ミリリットル)1400円。ドイツ出身で熊野古道・中辺路町在住のシンドラーさんがドイツの製法でつくるソーセージやベーコンなど「シンドラー・デリカテッセン」、田辺市のかまぼこづくり百余年「たな梅本店」の名物「ごぼう巻」など、ちょっとしたおつまみも用意されていて、店内やテラスの席でゆっくりと味わいながら飲めます。
名称 | Nagisa Beer(ナギサビール) |
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所在地 | 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-220 ![]() |
電話番号 | 050-3820-8958 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 水曜 |
web | https://www.nagisa.co.jp/ |
@nagisabeer1996 |
ドラフトもボトルも広く
和歌山県内外へ流通

「ナギサビール」は和歌山県内のクラフトビールメーカーの中で最も流通しているのではないでしょうか。和歌山市内なら「喫茶&ビアホールPINE(パイン)」で樽生のドラフトビールが、朝から飲めます(笑)。

夜勤明けの方が、わりと普通に「モーニングビール(朝ビー)」をしてらっしゃいますよ~。タマゴ&ハムのサンドイッチとチキンナゲットの「ナゲットモーニング」(850円)のドリンクをビールに変更(+600円)。モーニングセットは11:30まで提供しているので、休日のビアブランチにもおすすめ。
名称 | 喫茶&ビアホール パイン |
---|---|
所在地 | 和歌山市友田町4-95 ナカガワビル1階 ![]() |
電話番号 | 073-423-1802 |
営業時間 | 9:00~18:00(フードOS17:30) |
定休日 | 月曜、第4日曜 |



他、ナギサビールが飲めるお店、買えるお店は「ナギサビールの公式ホームページ」で確認できます。
クラフトビールが
飲めるお店
飲みに行きたいお店
Beer&Guesthouse Nagi
(和歌山県田辺市)
地元のおいしいビールを
観光客や出張客に

JR紀伊田辺駅の西側、約200m×150mのエリアに居酒屋やバー、スナックなどが200軒ほど集まる和歌山県屈指の飲食店街「味光路(あじこうじ)」のすぐ近く、北新町商店街に2025年6月にオープンした「Beer&Guesthouse Nagi」。1階はクラフトビアバル、2階はゲストハウスで、駅チカで、飲んで泊まれる素敵な施設。

オーナーの坪井慶太さんは、「Nagisa Beer(ナギサビール)」で15年間の勤務経験があり、「ジャパンビアソムリエ」の資格も保有しています。

海外・国内から訪れる観光客や地元の人たちに、“地元のおいしいビールを樽生で味わってもらうこと”にこだわっていて、4タップのうち2タップは、「Nagisa Beer」と「VOYAGER BREWING(ボイジャーブルーイング)」の定番or季節限定ビールのポールポジション。他、「NOMCRAFT BREWING(ノムクラフトブリューイング)」や和歌山県近郊のクラフトビールを樽替わりで提供しています。

4タップのビールはメーカーも違えば、ビアスタイルも異なるように配慮。1杯780円~、写真は4種飲み比べセット1800円~。「ミックスナッツ」(400円)や「ハモンセラーノ」(800円)、「自家製ピクルス」(350円)など軽めのおつまみも、「あさりのビール蒸し」(800円)などオーナーの飲食経験を生かしたアテもあります。ペアリングを楽しんで。

田辺市、いや和歌山県内でもまだまだ数少ない「クラフトビアバル」。カウンター席に4人掛けのテーブル席もあり、「味光路」で飲んだあとの2軒目使い、飲み会前の「0次会」に利用する人も多いそう。

クラフトビールに精通したオーナーとのお話も楽しいですよ~。おひとりさまウエルカム!
名称 | Beer&Guesthouse Nagi |
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所在地 | 和歌山県田辺市北新町25 ![]() |
電話番号 | 非公開 |
営業時間 | クラフトビアバル/18:00~23:00(OS22:30) ゲストハウス/チェックイン16:00~22:00、チェックアウト4:00~10:00 |
定休日 | 月曜 |
駐車場 | 宿泊客用はあり |
@nagi.beer_guesthouse |
ミルク&ビアホール
九十九(つくも)
(和歌山県白浜町)
ビストロ&バーで3種のドラフト

和歌山県白浜町の白浜銀座商店街にある「ミルク&ビアホール九十九」。薪石窯焼きピッツァ&ビーフステーキが自慢のお店で、白浜町「Nagisa Beer(ナギサビール)」、田辺市「VOYAGER BREWING(ボイジャーブルーイング)」、有田川町「NOMCRAFT BREWING(ノムクラフトブリューイング)」の樽生ビールがスタンバイ(各1000円)。クラフトビール好きなら一度は訪れたいビストロ&バーです。
名称 | ミルク&ビアホール九十九(つくも) |
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所在地 | 和歌山県西牟婁郡白浜町3309-22 ![]() |
電話番号 | 0739-43-0702 |
営業時間 | 18:00~23:00 |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | あり |
web | https://www.shirahama99.com/ |
@99___tsukumo |
姉妹店のカフェ
九十九別邸 豆の湯でも

「ミルク&ビアホール九十九」の姉妹店「九十九別邸 豆の湯」は、昔ながらの洋食屋と珈琲屋とJAZZ喫茶を融合したレトロなカフェながら、白浜町「Nagisa Beer(ナギサビール)」、田辺市「VOYAGER BREWING(ボイジャーブルーイング)」の樽生ドラフトを提供していて、白浜観光の途中に、休憩がてら“ちょっと一杯”がかないます。

いやいや、ちょっと一杯どころではなく、居心地が良すぎてがっつり昼飲みになってしまいそう。ご注意を。
名称 | 九十九別邸 豆の湯 |
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所在地 | 和歌山県西牟婁郡白浜町1384-15 ![]() |
電話番号 | 0739-33-7070 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 水・木曜 |
駐車場 | あり |
web | https://www.shirahama99.com/mamenoyu |
@99___mamenoyu |
和歌山のクラフトビール
買えるお土産店
旅行や出張でせっかく和歌山県に来たけど、時間もないし、公共交通機関の移動でなかなかブルワリー(醸造所)まで行けないという人は、和歌山駅、白浜空港で複数種類のクラフトビールが購入できます。ぜひボトルボールを買って帰って、和歌山の思い出に!
近鉄百貨店和歌山店
地階リカーショップ

JR和歌山駅下車すぐの近鉄百貨店和歌山店。地階食品売場の「リカーショップ」「紀州路ショップ」には和歌山の銘酒、名産品がずらり。お土産が購入できます。
【リカーショップ取り扱いクラフトビール】
・HEIWA CRAFT(平和クラフト)
・AGARA CRAFT(アガラクラフト)
・BLUEWOOD BREWERY(ブルーウッドブリュワリー)
・Nagisa Beer(ナギサビール)
名称 | 近鉄百貨店和歌山店 |
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所在地 | 和歌山市友田町5-18 ![]() |
電話番号 | 073-433-1122(代表) |
営業時間 | 地階・1階10:00~19:00 2階~5階10:00~18;30 ※一部の売場・ショップにおいて、休業や営業時間の変更を行う場合があります |
駐車場 | 2000円以上の利用で、和歌山ターミナルビル、和歌山市営けやき大通り地下駐車場、シティイン駐車場90分無料 |
web | https://www.d-kintetsu.co.jp/store/wakayama/ |
@kintetsu_wakayama |
和歌山ミオ1階
黒潮市場

JR和歌山駅直結の複合商業ビル「和歌山ミオ」本館1階の「黒潮市場」は、マグロの解体ショーで有名な和歌山マリーナシティの「黒潮市場」が運営している人気土産物店です。
【取り扱いクラフトビール】
・AGARA CRAFT(アガラクラフト)
・BLUEWOOD BREWERY(ブルーウッドブリュワリー)
・Nagisa Beer(ナギサビール)
名称 | 和歌山ミオ 黒潮市場 |
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所在地 | 和歌山市美園町5-61 ![]() |
電話番号 | 073-427-1511 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | 和歌山ミオに準ずる |
駐車場 | 3000円以上の利用で、和歌山ターミナルビル、和歌山市営けやき大通り地下駐車場90分無料 |
南紀白浜空港2階
和歌山セレクト

南紀白浜空港国際線ターミナルの2階に新しくオープンした和歌山土産の名品ミュージアム「白浜空港スーベニアショップ 和歌山セレクト」。和歌山の特産品、名産品、工芸品、民芸品が勢ぞろい。クラフトビールも充実しています。
【取り扱いクラフトビール】
・AGARA CRAFT(アガラクラフト)
・ORYZAE BREWING(オリゼーブルーイング)
・BLUEWOOD BREWERY(ブルーウッドブリュワリー)
・NOMCRAFT(ノムクラフト)
・VOYAGER BREWING(ボイジャーブルーイング)
・Nagisa Beer(ナギサビール)
名称 | 白浜空港スーベニアショップ 和歌山セレクト |
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所在地 | 和歌山県西牟婁郡白浜町才野2622-125 白浜空港ターミナルビル2階 ![]() |
電話番号 | なし |
営業時間 | 8:10~18:20 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 白浜空港第1駐車場60分無料 |
@wakayamaselect |
ここまで、ビールをこよなく愛する和歌山のビール女子がお届けしました。東京や大阪などの大都会や、北海道や京都、奈良、沖縄などの観光地に比べるとまだまだ和歌山県はクラフトビールのブルワリーは少ないけれど、地元の人にも観光や出張で和歌山県を訪れる人に、和歌山のビールが気に入ってもらえるとうれしいです。
記者・ライター・編集者歴21年。硬派な記事も軟派な原稿も書きこなせるけれど、偏食家のためグルメレポは結構ツライ。ちょっと変わり物なので、独特の視点で表現するとよく言われ、その個性は大事にしつつ、正確な情報を伝えます。ビールが好き、韓国が好き!