
【有田川町】「On(おん) Farm to Table」食の力と場の力! 心がとけてゆく、麹ランチとお惣菜
イチオシの記事
「有田川町地域交流センターALEC(アレック)」から車で約2分のところに、ランチとお惣菜+麹のお店「On Farm to Table」がオープンしました。のどかなみかん畑の真ん中で突如、異国に紛れ込んだかのようなオシャレな空間が出現。南国を思わせる椰子の木や、ソテツと和の紅葉が同居する魅力的な場所です。アプローチを通り抜け、扉を開けると、ゆっくり流れる時間と身体が喜ぶランチが待っていてくれました。日頃の疲れを癒やし、身体の再生スイッチをオン!してくれる『On(おん)』へ案内いたします。
そこに居るだけで癒やされる空間

『On(おん)』の入り口へと続くアプローチ。個性豊かな木々に早速、癒されました。

奥に長い、京都によくある「鰻の寝床」のような空間にうっとり。

店内に入り、もう一度振り返って見たくなる素敵なアプローチ。伺った12月初旬は、紅葉がとても綺麗でした。
おいしく食べて、
身体が整い、心が軽くなる
ランチメニューは、「お腹も心も満足ランチ」と「ちょっと小ぶりなランチ」の2種類。食材は旬の地のものを使い、地産地消を心がけています。



満足ランチは季節の小料理が4〜5種類。小ぶりなランチは2〜3種類。どちらもお好きなメイン料理を選べます。

まず、ウエルカム酵素ジュースが運ばれて来ました。『NICO MACO』(有田川町)の温かい酵素ジュースが心に沁みます。この日は、ゆずの酵素ジュースでした。

副菜がたっぷりの満足ランチ。主菜は、中華麹で味付けした「みかん鶏の唐揚げ」。柔らかく、とってもジューシーで優しい味でした。

サバの南蛮漬け(玉ねぎ醤油麹)、里芋のスパイス揚げ(コンソメ麹)、小粋菜の浅漬け(レモン塩麹)etc. 副菜には、様々な麹が使われていて、それぞれの麹の違いを味わえます。

選べる主菜は、ハンバーグにしました。ハンバーグには、『sakoFARM』の規格外の有田みかんで作った“和歌山チャツネ”が隠し味に使われています。コンソメ麹で作られた優しい味のハンバーグに和歌山チャツネの甘味とスパイスが加わることで、さらにコクがプラスされ本当に美味しい〜。
ごはんと味噌汁のお話
『On』で提供しているごはんは、「和歌山の米+国産だいしもち麦」。国産だいしもち麦は、白米に比べ食物繊維が約20倍もあると言われています。

美味しくて身体が整うから、いっぱい食べても罪悪感もなく、心が軽くなりますね。 味噌汁は、鰹節と昆布で丁寧に出汁を取り、玉ねぎ麹を加えています。玉ねぎの自然な甘みと麹のまろやかさが、味噌汁の旨みをさらに引き立てていて、飲むと心がホッと優しくなりました。
店主の想いをOn(おん)した店名
On(おん)という店名には、店主、中井真生子(まきこ)さんの想いがたくさん込められています。

店主の中井さんは、パティシエとして25年のキャリア。新メニューとして+350円でスイーツセットも登場予定なのでお楽しみに♪
仕事を終えクタクタになり帰宅する際、「夕飯を作りたくない」でも、「買いたいお惣菜がない」という経験をして来ました。そして、それなら自分が安心して買えるお惣菜を作ろう!と“On”をオープンすることにしました。

この場所だから「やってみよう!」と思ったと話してくれた『On』から見えるみかん畑に沈む夕陽。

恩返しの“おん” 、スイッチオンの“おん”、温かい場所の“おん” 、心地よい音の”おん” … 「ご飯も野菜も肉も魚も食べて欲しい。食べたもので身体は作られていきます。」と店名に込めた強く温かい想いを話してくださいました。
2025年12月24日(水)〜26日(金)には、冬休みご飯のお助け小料理の販売もあります。師走の気忙しい時期、自分を大切にする時間を“ON”しに“On(おん)”へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※最新情報やイベントはインスタグラムで告知
| 名称 | On(おん) Farm to table 〜ランチとお惣菜+麹のお店〜 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県有田郡有田川町角132−1 |
| 電話番号 | 090-2250-0213(予約は電話で) |
| 営業時間 | 11:00〜ランチOS14:00 |
| 定休日 | 月・土・日曜、祝日 |
| 駐車場 | あり |
| @on__farm_to_table |






















和歌山の真ん中に住む、身体に良いことが大好きな生粋の和歌山県人。古いモノや古いモノに新しい風を吹き込んだお店が得意分野。ニッチな目線でこだわりの場所や人を紹介します。年間100泉が目標の温泉偏愛者。好きな言葉は、「源泉かけ流し」湯治文化を再生させるのが夢。